CREEPSHOW 評価 6
スティーヴン・キング原作の映画作品を連続で鑑賞したので以前鑑賞したけど感想を書いてなかった「クリープショー」の感想も投稿。2年かそれ以上前ですね。観たのは。
1982年。ジョージ・A・ロメロ監督、スティーヴン・キング脚本。の最強タッグ。5篇からなるオムニバス・ホラー。こちら「クリープショー」もリメイク企画が囁かれていますね。たぶんリメイクと言っても物語は別に考えたものになるのだと思いますが。1987年には「クリープショー2」も公開。
第一話「父の日」。生前横暴だった父親の命日を毎年祝う一家。父を殺したのは今は酒浸りの婆さんの娘。しかし突然墓からゾンビとなった父親が蘇り一家を襲う。
第二話「ジョディ・ベリルの孤独な死」。農夫ジョディを演じているのはスティーヴン・キング本人。ちょっと変な奴で畑に隕石が突然降ってきて興味本位でそれを自宅に持ち帰る、するとジョディの体に得体の知れない植物のようなものが生える、そしてその植物はみるみる家を侵食し…。という話。伊藤潤二の短編漫画「黴」と似てます。映画のほうが先だと思いますが。
スティーヴン・キング
第三話「押し寄せる波」。金持ちの男が妻を寝取られ復讐。妻と男を浜辺に頭だけだし埋める。潮が満ち二人は絶命。しかし夜中に溺死した二人が金持ちの男の邸宅へやってくる。
第四話「箱」。妻に尻に敷かれれている大学教授。ある日地下で謎の箱を発見。中には強暴な怪物が、男はこれを使って妻を亡き者にしようと考える。
第五話「奴らは群がり寄ってくる」。奴らとはゴキブリ。潔癖症の男は大のゴキブリ嫌い、見つけたものならそく殺虫。しかし停電によりセキュリティが甘くなり、潔癖空間にどんどん虫が湧く。この作品の虫、これは作り物とかではなく、本物をしかも大量に使っているので、かなり目に毒です。
全体的にどれも話の内容はシンプル。ジョージ・A・ロメロのグロテスクな映像を拝む、と言った感じです。ポスターが洒落てますね。それと映画の冒頭とラストは少年が登場するミニストーリーで締めくくっています。
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