
GULLIVER'S TRAVELS 評価 6
そうかコレも3D映画だったのか、今思い出しました。レンタル開始で観賞したので、当然2D観賞です。古典童話の主人公、物語を現代風にアレンジしたジャック・ブラック主演のハリウッドコメディ「ガリバー旅行記」。
ニューヨークの新聞社に勤務するガリバーはメール係。会社に届いた手紙を各部署へ届ける仕事。10年近くこの仕事を続けているガリバーは仕事に対しても、恋愛に対しても奥手でマンネリした毎日を送っている。しかしひょんなことから海域バミューダ・トライアングルへ単身取材に行くことになったガリバーは魔の海域で謎の大渦に呑みこまれてしまう。そして浜辺に打ち上げられたガリバーが目にしたのは、自らを縄や杭で縛りつけている中世人の格好をした小人たちの姿だった。

という始まり。もう可もなく不可もなく、ジャック・ブラックが好きだったり、この手のコメディが好きだったら、標準には楽しめるんじゃないか、と感じる映画ですが、筆者は一応楽しんで観ましたが、まあ、うんうん、という感じで観賞しました。一応日本映画では、ない、映像が観れますからね。でも予告編以外の見所が割りかし少なかったかな。それと個人的に満足できたのは、もうちょっと脇役だと思っていた、エミリー・ブラントが、結構魅力的に映ってたところ。
楽しみどころとしては、古典的な物語で、住人の小人たちも、中世人なので、2010年の未来を生きるガリバーの凡人だが、最先端技術を知っている彼と、小人たちのギャップ。いろいろな映画で、持て囃されてきた、中世人や江戸人、原始人が、ひょんなことで現代の技術に触れて、びっくり、それを同じく現代人である観賞者が、ちょっとにんまり、みたいな、ギャップのギャグ。今にしてはそんな珍しい演出ではないので、それらは軽く受け流し、お馴染みのジャック・ブラックのテンションを楽しむような映画。
巨人のガリバーと小人たちが、声音の壁を越えて、普通に会話していたり、どこからそんなに材料を持ってきたんだ、と思えるような、小人の国の建築技術など、細かいことを無視した、演出も、筆者みたいなひんまがった性格だと気になっちゃいますが、総じてひっくるめて、その滅茶苦茶を楽しむ映画なのでしょうか。

Amazon ガリバー旅行記 3枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)〔初回生産限定〕 [Blu-ray]