オススメ度 ★★★★☆
ビューティフル・マインドはとてもおもしろい映画です…。
2001年アカデミー賞の作品賞も受賞していて、数学をテーマにした良い映画だというイメージはあったので、そのうち機会があったら観てみようという程度でした。
そして遂に鑑賞、映画がはじまり、ちょっと変わり者の学生役の
ラッセル・クロウが登場(学生役は少し無理を感じました…)、そしてラッセル青年?が大学の貸している宿に引越すシーンで…、この窓、他の映画で観たことある!?その映画では確か、ルームメイトとしてちょっと軽い性格役の
ポール・ベタニーが出てたな…などと想像していると、「ガチャッ」と部屋の扉が開き、ポール・ベタニーが入ってきました…。そう、どこかで観たシーンは、他の映画ではなく、この映画だったのです。
後にも、先にも、無いと思いますが、これはショッキングな出来事でした、いままで観たことがないと思い込んでいた、ビューティフル・マインド、実は観ていたんです。
実在した天才数学者ジョン・ナッシュが主人公。ある画期的な理論を発表し、有名大学の教授に昇進したジョンは、ある日、謎の政府機関に極秘に敵国の暗号の調査役に任命され、妻や同僚にも内密に、定期的に、暗号解読の成果を謎の政府機関に提出していた…。
観ていないと思い込んでしまうのは不思議なほど、上出来で、面白味のある映画なのですが、インパクトがなかったのでしょうか、不覚にも忘れていました。
主演、ラッセル・クロウ、そんなに好きな俳優ではないけど(顔など、漠然とした理由で)
グラディエイター(3★)、
シンデレラマン、とラッセル・クロウの主演作は近年あたりまくりです。そろそろ日本公開の
ア・グッド・イヤー プロヴァンスからの贈りものというフランスのワインの収穫?を題材にした映画も公開されます、タイトルがまさに
“当たり年”という意味だけど、こちらはちょっと期待薄、な感じが漂っています。
次に、ラッセル演じるジョン・ナッシュの妻を演じた女優、
ジェニファー・コネリー、この人はすごい好きです、この映画で
助演女優賞を獲っていますが、この映画の前に出演した
砂と霧の家(5★)での演技がすごい良いです。ビューティフル・マインドでは、数学者、ジョン・ナッシュの一生を描いているので、役者が後半、老けメイクを施されていますが、ジェニファーの老けた感じも様になってた…。しかもポール・ベタニー、ポール・ベタニーと冒頭で言いましたが、この映画がきっかけで、ジェニファー・コネリーとポール・ベタニーは結婚したそうです。実際、映画で二人の絡みは殆どなかったと思います。ポール・ベタニーはこの前レンタルしたアメリカ三部作、
マンダレイ(3・5★)の前作
ドッグヴィル(4★)での役がすごい良いです。
ロン・ハワード監督の
ダヴィンチ・コード(4★)にもオプス・デイ教者シラス役で出演しているし。
ラッセル・クロウの出演作が当たっていますが、実は監督のロン・ハワードも良い映画を立て続けて作っていますね、ロン・ハワードは名前こそ知っててもあまり過去の作品などは知りませんでした、ロン・ハワード監督だと、認識して観た最近の映画はダ・ヴィンチ・コードですが、これは良かったです。他にも
シンデレラマン、
グリンチ(3.5★)、
アポロ13(3・5★)、と面白い映画をかなり作っています。
しかもいままで公開されている
「24」シリーズの全作品の製作総指揮もしているらしいです。
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