オススメ度 ★★★★☆(3・5)
全米公開時から気になっていたこの
“RV”というタイトルの映画、
ロビン・ウィリアムズ主演のコメディです。
日本劇場未公開ですが、
全米・初登場1位の2006年公開の映画で、原題、邦題がまったく一緒というとても稀有な映画で、内容もとてもユニークなコメディなので、大好きです。俳優も良かった。
一家の家長ボブは、思春期の息子・娘と妻を養い、大手企業で働いていた、家族の愛情を深めようとハワイ旅行を計画、しかし上司の命令でコロラドでの企業合併の会合に出席することに、家族旅行を中止にしたら、家族関係が崩壊してしまう、苦肉の策でボブはハワイ旅行を山間のコロラド・キャンプに変更する、当然家族の非難を浴びるボブだが、なんとか家族を説得、しかし旅行の朝、家族を迎えにきたボブが運転していたのはRV(キャンピング・カー)だった。
なかなかこんな映画はないです、今までにない映画だからこそ、全米の民がこぞって劇場に訪れたのでしょう、王道であり、特異でもあるコメディ映画。
その物語の中心にあるのが、映画のタイトルにもあるように、RV。車にさほど詳しくないので、RVってなんだろうとも思いましたが、謎はとてもシンプル、Recreational Vehicle レクリエーショナル・ビークル(野外でのレクリエーションを目的とした車輌)、まさにキャンピング・カーそのものです。アメリカはキャンピング・カーの国といっても過言ではありません、そんなRV専用のキャンプ場へ、RV初心者の家族がアドベンチャーします、最初はバラバラな家族も慣れない作業の連続で次第に団結していきます。笑いとRVと家族愛がこの映画のテーマです。
父ボブを演じるのがロビン・ウィリアムズです。ロビンは
ストーカーや
インソムニアなどの悪玉より、こういった善玉に限ります。その他の配役も良かったです、母に
シェリル・ハインズという人、年頃の娘役があのヤング・アーティストの
JoJo、息子が
ザスーラ(3★)の
ジョシュ・ハッチャーソン、そして一番良かった人が、ボブたち一家が旅の途中で出会う、RV生活をしているカントリー一家の奥さん、
奥さまは魔女(3★)の
クリスティン・チェノウェス、やっぱり歌が上手いです。
ポスターも全米公開時から目にしてたけど、てっきり崖の頂点にあるのはバスかと思ってました、それと観る前のRVのイメージと言うとロビン・ウィリアムズがカラフルなチューブを持っている画があるのですが、きっとこの映画の中で重要なアイテムとなっているに違いないと、決め込んでいましたが、実はカラフル・チューブはRVの便器に溜まったウ○チをRV専用汚物シューターに入れるための道具だったんです、ホントに映画って実際観てみないと分からないことだらけです。兎にも角にも一度観てください。
ついこの前みたコメディ、
最凶女装計画もファンになったけど、RVもファンになりました。
RV コレクターズ・エディション
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