オススメ度 ★★★☆☆(3・1)
日本劇場未公開ですがアメリカでは
初登場3位のマニアックなホラー映画っぽいです。ポスターの手に握られているものはコントローラー、そのゲームをプレイしたものはゲームと同じように死ぬ、という驚き映画です。
■無残な死を遂げた青年が死ぬ直前にプレイしていたゲーム“STAY ALIVE”彼の生前の親友だったハッチは形見としてその試作段階であるゲームを譲り受ける、その後、彼と彼の仲間たちは集まり皆で彼の形見であるゲームをプレイするのだが、その場でゲームオーバーとなった仲間の一人が翌日ゲームでの死に方と全く同じ状態で殺されてしまう。ゲームをプレイした仲間は皆、気味悪がるが次、また次とゲーム同様の死を遂げる仲間たち、一体このゲームはなんなのか…?
この映画のタイトルは個人的に原題のSTAY ALIVEのままで認識します、
デスゲームというタイトルはあまりにもアレなんで…。
前回観た
モテる男のコロし方に出演していた
ソフィア・ブッシュという女優の出演作の中にこの
ステイ・アライブがあり、
日本劇場未公開・
全米第3位・
死を呼ぶゲーム、の3点に導かれ、翌日早速レンタルしてしまいました。“死を呼ぶゲーム”これはなんとなくニュアンス的に
リングや
ファイナル・デスティネーションなどと傾向が似ています、確かにそんなニュアンスはありました、しかし、ゲームをプレイした人間がゲームでの死に方と全く同じように殺される、というかなりビックリなストーリーにしては、映画のテンポが悪すぎます、そして全体的に暗めで、ジメジメしていて陰湿です。死を誘うゲームという設定だけはかなりイッてるのに映画の作りは割とシリアス系なので、ちょっと残念です。86分というわりと短い上映時間ですが、少し長く感じてしまいました。
ゲームタイトルのSTAY ALIVEもそれっぽいし、映画の中のゲーム映像シーンもそれっぽく、ゲームを再現したCGも綺麗で若干実写映画とCGアニメの掛け合いのような展開もあります。あとはルールがはっきりしていないというのもこの手のホラー映画では痛いところです、例えばリングでは、ビデオの映像を観たら死ぬ、でもダビングして誰かに観せれば助かる、や、ファイナル・デスティネーションも、実際に死ぬはずだった順序で死ぬ、など、観る側にとってはルール第一だと思うのですが、そのゲームをプレイし、ゲーム内で殺されたら死ぬというルールが微妙に曖昧なのも気になりました、ですが、全米初登場第3位の割としっかり作られている2006年映画が日本劇場未公開ということなので、若干お得な気分です。
監督 ウィリアム・ブレント・ベル
(ステイ・アライブ)
キャスト ジョン・フォスター、サミーラ・アームストロング、フランキー・ムニッズ、ソフィア・ブッシュ、アダム・ゴールドバーグ、ジミー・シンプソン、ウェンデル・ピアーズ
アメリカ(2006)原題 STAY ALIVE
人気ブログランキング(映画)に参加しています、
↑是非ワン・クリックお願いします。
鑑賞リスト&ランキング2007はこちら
amazon映画のやおよろず