オススメ度 ★★★☆☆(3・1)
「侮るなかれ。」
主演
ヴァンサン・カッセル、カメオ出演
モニカ・ベルッチ、
変人村。原題はSHEITAN またいい加減な邦題をと、思ったら…、まさしく変人村でした。
■クリスマス前夜。バート、タイ、ラジの3人の若者は、クラブでエーヴとヤスミンの2人の女の子をナンパする、知り合ったばかりの男女、クラブで起こした揉め事のせいで店を追い出された一行はエーヴの提案で彼女の家でクリスマスを過ごすことに…、数時間かけて到着したエーヴの実家、そこには住み込みの男性の家政婦ジョセフがいた、馴れ馴れしく気さくなジョセフに若干戸惑う若者たち、彼とは付かず離れずの距離をとって、屋敷で楽しむのだったが、ジョセフの提案で近くの洞窟温泉に行き、他の村人とも知りあうのだが、どうも近くに住む住人たちはどこか変わっているのだった…。
2006年フランス映画、
日本劇場未公開。
ヴァンサン・カッセルの演技が素晴らしい、内容はともあれ、映像も綺麗でスタイリッシュなので、割と好きです。主人公たちを演じるヨーロッパの若手の俳優たちも良いです。アフリカ系、アジア系、白人系、など複数の人種交るヨーロッパ人の若者グループはなんか現代的、でもやっぱりハリウッドのティーン・ホラーとは一線を画しますね、似て非なるもの、似せようとしても、やっぱりどこか違う、
ユーロ・ホラーのほうがどうしても暗く、オゾマシイ。ヴァンサン・カッセルの奥さんヨーロッパのダイヤモンドこと
モニカ・ベルッチ、もカメオ出演しており、実はこれが一番の楽しみだったのですが、ちょっとこちらのカメオ出演は分り辛いし、露出も極めて少なく残念?です。
原題はSHEITAN 英語にするとSATAN つまり悪魔サタンを意味するタイトルで、
変人村とはまたこじつけたな、と最初は思ったのですが、ところがどっこい、ヴァンサン・カッセルが住む村、というか地区は本当に変人村でした。
変人村というと、やっぱり少し前に題名のインパクトで少し話題になった
変態村や
変態男のいわゆる変態?シリーズが思い起こされますが、この2作品は観てませんが、この変態シリーズはいずれもヨーロッパの映画で、しかも邦題よりは真面目な内容の映画だそうです。こういった邦題の付け方は嫌いじゃないですが、やりすぎには要注意です。
変態?シリーズと原題と製作国
変態村 CALVAIRE(殉教・殉死)ベルギー/フランス
変態男 ORDINARY MAN(普通の男)ベルギー/フランス
変人村 SHEITAN(サタン)フランス
監督 キム・シャピロン
(変人村)
キャスト ヴァンサン・カッセル、オリヴィエ・バーテレミー、ロクサーヌ・メスキダ、ニコラス・ル・パタン、レイラ・ベクティ、モニカ・ベルッチ
フランス(2006)原題 SHEITAN
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