おっぱいバレー 評価8
鑑賞してからしばらく時間が空いてしまいました。映画館公開時から観たかった映画です。後で知りましたが監督は「海猿」の監督(羽住英一郎)なんですね。タイトルもインパクトあるし、チラシ、ポスターのデザインも気に行ってます。
1979年・北九州。新任国語教師の寺島美香子は弱小男子バレーボール部の顧問を任せられる。男子バレー部はまったく練習をしないどころか、そもそも試合をするための人数が足りてなかった。若く真面目な教師・美香子は熱心に練習の大切さを説くのだが生徒たちはまったく聞く耳を持たない。しなしひょんなことから、大会の試合で一勝すれば、美香子の“おっぱい”を生徒に見せる、という約束を半ば強引にさせられ…。すると部員たちはおっぱいを見ることを念頭に練習に励むのであった。という始まり。
工業の街・北九州が舞台なので広い空の奥に見える工場地帯などの風景が清々しい。また1979年という時代設定のちょっとレトロな感じも良い。当時の服装、小道具、実際の町に手を加え79年の町に生まれ変わった駅前の感じ、町を走るレトロな車。そしてバックに流れる、ピンクレディー、荒井(松任谷)由実、甲斐バンド、キャンディーズなどの当時の流行歌。がレトロで良い。
コミカルな綾瀬はるかの演技も良し。ただ“おっぱい”を見るという条件で生徒たちがやる気を出す。というのが映画のテーマで、楽しみどころなんですが、あまりにも生徒たちが終始、まるまる、おっぱいのことしか考えてないのはちょっと気になりました。あとは感動もあり、青春あり、とても良い映画です。
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