MUTANT CHRONICLES 評価 7
2009年公開のアメリカ映画「ミュータント・クロニクルズ」を観賞。日本でも2010年3月に単館で劇場公開。レンタル、セル、劇場公開、ケーブルTV放送がほぼ同時期という日本では新しい試みの映画作品です。アメリカ映画ですがおおもとはスウェーデンの人気ゲームの映画化だそうです。CGが多めで、こことこことここはCGだな、とCG部分は分かりやすいんだけど、なかなかグラフィックは美麗で、銃、大砲、乗り物、などメカニックが特にカッコイイ。しかもデヴォン青木も出ているので一応、男の子である筆者の心はがっちりと掴まれました。下手なグラフィックノベル映画化作品よりは楽しめます。
2707年の遠未来。世界は4つの大企業が牛耳る星となっていた。残り少ない資源を奪いあい戦争を続ける企業間、その戦闘の最中、古来に封印されていたとうい邪悪なミュータントが目を覚ます。凶暴なミュータントは兵士をあっという間に殲滅し世界はその脅威に晒される。人々は戦争を止め4社は連合軍を結成するが、ミュータントには適わなかった。地球を脱出し火星などへの避難を余儀なくされる人類。そんなときいにしえのミュータントと人類との戦いの歴史を綴った本<ミュータント・クロニクル>を代々保管してきた組織の修道僧サミュエルは連合軍の精鋭を集めた小部隊を結成しミュータント封印計画を提案する…。
という始まり。デヴォンちゃんの他には
「ミスト」、
「キルショット」のトーマス・ジェーン、
「ヘルボーイ」のロン・パールマン、ジョン・マルコヴィッチなども出演。
まさにGEMOVIE、ゲームのような映画。派手目でカッコイイ、シーン満載。ゲーム的映画が好きな男の子ならきっと楽しめるはず、SF好き、B級好き、ホラー好き、ミュータント好きな女の子、女性も楽しめる映画です。
ちなみに、映画の物語にはあまり重要ではありませんが、この映画で世界を支配している4つの企業。西アジア一帯、日本や中国大陸などをまるまる牛耳っている企業の名前は“ミシマ”だそうです。
「ミュータント・クロニクルズ」トレーラー
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