オススメ度 ★★★★☆(3・5)
少し感動しました・・・、★は3・5です。良い映画です。
サクセスストーリーは基本好きです、最後の方はちょっと感動を強調しすぎかな・・・。
昭和40年代、
エネルギー革命で石炭の需要が激減し、田舎町の炭鉱はどこも閉鎖に追い込まれ、危機感を持った町は
常磐ハワイアンセンターなるものを莫大なお金をつかい計画、そして炭鉱の町からハワイアンダンサーを募集し、東京からもプロのダンサーを呼ぶのだが・・・。というお話。常磐ハワイアンセンター、いまでいう、
スパリゾートハワイアンズ、誰もがテレビで一回くらいは見てるあのプールの真ん中に海賊船みたいなのが浮んでいる、リゾートスパですが、実際の出来事を題材にしているというのも、自分の住んでいる日本にも、経済の発達に伴い、各地でいろいろなドラマが実際にあったんだな〜と感慨深い気持ちにもなります。
映画ですが、まず、映像に味があります、田舎町の景色、背景がきれいです、そして役者さんが皆さん良かったです、東京から招かれたプロのダンサー役・
松雪泰子はとてもキレイだし、演技は
蒼井優はやっぱり上手でした、福島の方言を
完全に我が物にしているようでした、地元の方で異論があったらごめんなさい。でも素晴らしかった。そしてなんといっても一番良かったのは、蒼井優扮する谷川紀美子の母を演じた、
富司純子さん!ときに厳しく、ときに優しい、炭鉱の女を演じているのですが、これはもう、大袈裟ですが、
日本アカデミー助演女優賞を約束されたようなものでした、ほんと大袈裟になってしまいました。それに日本アカデミーも個人的に信用していませんがね!でも富司純子さんがスクリーンに映るだけで目に涙が込み上げる勢いでした。2006年は
寝ずの番にも出演していて、これから
犬神家の一族、
愛の流刑地と出演が続いているそうです。
この映画はすでに、
米国アカデミーの外国語映画部門の日本代表作品に決定していて、アジア各国での上映、並びに、ハリウッドの大手映画会社からのリメークオファーと、評価の高い映画となっていますが、ストーリー自体はさほど真新しいものではありませんが、他の国の人に見せても自慢できる映画たと思います。
女優たちのハワイアンダンスも上手だし、ただの脇役だと思っていた、しずちゃんこと
山崎静代は脇役どころか、中心的キャラだったのが以外でした。そしてしずちゃんと同じくダンサー役の
池津祥子さん、今回お笑い的なキャラでしたが、注目株です。良かったです。
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