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ブラッドレイン
オススメ度 ★★★☆☆(2・8)

アンダーワールドロード・オブ・ザ・リングのテイストを交ぜた感じです、と言うとすごい映画のように聞こえますが、両方の良いところを中途半端に受け継いでいるだけです。前から気になっていた映画で、好きな役者ベン・キングズレーが出演しているので嫌いではないですが…。人気ゲームの映画化です。

18世紀、ルーマニア、サーカスの見世物として囚われている、人間とヴァンパイアのハーフ、レインはある晩、サーカスの牢から脱獄し、サーカス団員を皆殺しにする、自分の母を殺したのが、父でありヴァンパイアの王ケイガンだと知ったレインは父に母の仇をとりにいく…一方、ヴァンパイア討伐を目的とした集団“業火の会”の精鋭がサーカス団を襲ったレインを探し後を追ってきていた…。

アメリカ発のゲームの映画化、ゲームの映画だけに、内容が浅い、ゲームはその主人公になりきりその操作性を主に楽しむものなので、若干ストーリーは通常の映画より浅くなってしまうものだと思います、特にアメリカ発のゲームソフトは、トゥームレイダー(3・1★)然り、DOOM然り、日本製のバイオハザード(3★)サイレントヒル(3・5★)などのほうが、割かし世界観、設定はしっかりしていると思います、全てのゲーム映画化作品がそうだとは言いませんが、特にこの映画に関しては断言します。ストーリーは単純なんだけど、若干分かりにくくしている感じ、最悪です。そしてなによりも、人間とヴァンパイアのハーフ=ダムフィア、ヴァンパイアの王=ケイガン、など、ちょっとカッコつけた、カタカナ固有名詞が当たり前のように、前触れも無く、説明も無くセリフに出てくるのが気に入らないです。どうか一個一個説明して下さい。
だけど、有名俳優が出ていたり、CGとかセットとか、思ったよりこの映画にはお金が掛けられています、監督はハウス・オブ・ザ・デッドなど、人気ホラーゲームをつぎつぎと映画化しているらしいです。でもゲームの映画化と聞くとなぜか観たくなってしまうのも事実。

採点は2・8としましたが、少し前に観たエラゴン(2・9★)と比べると実際、大差は無いです、ベン・キングズレーが出ている、というのと、知名度が低いという要素でこっちのほうが楽しめた節も無きにしも非ず、です。
先ず砂と霧の家(5★)などのベン・キングズレーの配役が嬉しい、この映画を観たくなった一員です、実際ヴァンパイア・ムービーには飽きているので暫くヴァンパイア系は観なくても良いという状況だったので、ベンが出ていなかったら危なかったです。ただ、出演シーンは殆ど王座に座っているだけなのが哀しい。そして主人公レインを演じているのがターミネーター3(3・4★)でT−Xを演じて有名になったモデル出身のクリスタナ・ローケン、彼女がこの映画に興味を持ったきっかけ、レインの役は頑張ってたけど、そこそこといったところです、T−Xのインパクトが強すぎました。さらにガールファイトのミシェル・ロドリゲスなど懐かしい顔もあります。ロドリゲスはバイオハザードにも出ていた気がします、そしてベン・キングズレー出演の新作、ラッキーナンバー7も楽しみです。


メモ日本発TVゲームのハリウッド映画化
1993 スーパー・マリオ・ブラザーズ
1994 ストリート・ファイター
2001 バイオ・ハザード
2006 サイレントヒル
2003 ハウス・オブ・ザ・デッド
2007 DOA デッド・オア・アライブ

ブラッドレイン

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| 鑑賞:エンタメ系 | 14:38 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
セレンディピティ
オススメ度 ★★★★☆(3・5)

SERENDIPITY=運命的な巡り合わせ、発見。
2001年の映画、最近、もしも昨日が選べたら(4★)の役も良かったケイト・ベッキンセールジョン・キューザックのファンタジックなラブストーリー。クリスマス、25日の深夜に鑑賞しました。

クリスマス目前のニューヨーク、デパートで偶然会った、ジョナサンとサラは意気投合、サラの好きなカフェ“セレンディピティ”でお茶をする、その時点お互い恋人が居た、束の間の楽しい時間を過ごすが、お別れ、ジョナサンはサラの名前も知らずに帰路へ、カフェに忘れ物をしたことに気付いたジョナサンは急いでセレンディピティに戻る、しかしそこに居たのは同じく忘れ物を取りに来ていたサラの姿だった、運命を感じずには居られない二人、そのままスケートを楽しみ、再び別れのときが…、サラの提案でサラのフルネームと電話番号は古本に書いて古本屋に売ることに、ジョナサンの電話番号は1ドル札に、お互いの電話番号がまた自分の元に舞い戻ったら、電話をかけると、誓う…そして1年、お互い新たな伴侶が見つかる。

クリスマスに相応しいファンタジーな映画でした。ケイト・ベッキンセイルがやっぱりキレイで、この時点だと、キレイというより可愛かった。ただ2001年の映画だからか、衣装が少しダサい。
映画を観てる側は、ジョナサンの電話番号の書かれた1ドル紙幣とサラの電話番号が書かれた古本の、行方が気になってしょうがない感じです。いつ舞い戻ってくるのかワクワクします。でもお互い1年前に出会って意気投合したった数時間お喋りをしただけ、そんな相手をいつまでも思ってるのですが、愛に時間は関係ないかも知れないけど、お互い新たなパートーナーが見つかり、婚約もしているのに、1年前の人の電話番号にヤッキになる、そんなところが少しオカシイけど、そこが映画の趣旨なので、そこを楽しみましょう。
さらにジョナサンの新しい婚約相手もサラの新たなパートナーもどっちも悪い人じゃない、良い人なんだけど、運命の人じゃない、という理由で結局上手くいかない、この映画はそんな、運命とか偶然とか、そんな出会いを描いた映画です。この映画に出ているケイト・ベッキンセールがのちにアンダーワールド(3・5★)に出るとは想像も出来ないくらい初々しいです。

セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~

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| 鑑賞:エンタメ系 | 08:32 | comments(1) | trackbacks(3) | pookmark |
Be Cool ビー・クール
オススメ度 ★★★☆☆(3・1)

キャスティングはゴージャス、物語は普通。
借金の取立て屋という裏の仕事から足を洗い映画業界へと進出した主人公チリ・パーマー(ジョン・トラヴォルタ)を描いた映画ゲット・ショーティ(95年)の続編、今度のチリ・パーマーは映画業界から音楽業界へと活躍の場を大きく変えて、持ち前のクールさで牛耳っていきます。

映画業界に飽きたチリ・パーマーは友人トミーに呼ばれ、新しい仕事を持ちかけられる、リンダ・ムーン(クリスティーナ・ミリアン)という実力はあるけど、デビューできない彼女を、大型新人シンガーとして売り出すということ、カフェでの相談中トミーはロシアンマフィアに殺されてしまう、死んだトミーが遣り残した仕事を遂げようと彼の破産寸前のレコード会社へ行く、そこにいたのはトミーが死に未亡人となったイーディ(ユマ・サーマン)だった。

ジョン×ユマのパルプ・フィクション(3・5★)のカップル再び、パルプ・フィクションで強烈を放っていた、二人のダンシングシーンの再現もあり、物語の舞台はアメリカの音楽業界、ちょっと大袈裟に、皮肉った演出もあるけど、あまり馴染みのない、アメリカのギャング的な音楽業界の裏を描いています。本当にこんなものなのか、少し疑問ですが、ちょっとダークで危ない業界。そんなギャングで危ない世界だけど、取立て屋出身のチリは冷静に行動するのです。
主演以外のキャスティングには、ドッヂボール(3★)のヴィンス・ヴォーン、最近ではDOOM(3★)の悪役で強烈な印象を残し、コメディは珍しいザ・ロック、そしてセドリック・ジ・エンターティナー、とアーティストも役者も多数登場、歌姫クリスティーナ・ミリアンアウトキャストアンドレ・ベンジャミン、大御所エアロスミススティーブン・タイラーなど多数、好きな人ならもっといろんな人が目に付くと思います。
更に、役者としてではなく、ゲストとしてブラック・アイド・ピーズ(ファーギー)セルジオ・メンデス、と音楽業界を描いた映画としては申し分のない演出とキャスト、ただ物語とか、映画の撮り方が個人的にそんなに面白くなかったです。

会話の中にも業界人の名前がたくさん盛り込んであり、看板にトム・ハンクスニコール・キッドマンの写真も架空の映画の看板として登場しています。

ビー・クール

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| 鑑賞:エンタメ系 | 14:23 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
スピーシーズ3 禁断の種
オススメ度 ★★★☆☆(2・5)

がっかりしました。スピーシーズが回を重ねるごとにどんどんチープになっています。あの独自の路線を突っ走っていたエロティック・SF・ホラーとも言うべき異色映画のシリーズ第3弾。店頭でスピーシーズ3のパッケージを目撃して依頼、機会があったら借りようと思っていましたが、罠にハマりました。まさか、2004年の映画だったとは、迂闊だった。スピーシーズというブランドで安心してしまったんです、二流映画を借りるときは、パッケージの裏に記載されている、公開年と製作国(重要)は確認することをオススメします。

一作目で話題となった美しきエイリアン・イヴ(ナターシャ・ヘンストリッジ)は護送中、子供を産み落とす、直後、同じ車に乗っていた別のエイリアンに殺されてしまう、母イヴの遺伝子を受け継いだ、新たなスピーシーズ、サラ(サニー・メイブリー)は護送車を運転していた貪欲な科学者アボットに育てられることになる、その後、唯一完全な遺伝子を持つサラと交配し、完璧な子孫を残そうと企むエイリアンが幾度となくサラのもとへやってくる。

2004年と言ってもそこまで古くはないのですが、冒頭のチープ感は、やるせないものがあります、SF映画のチープ感は他のジャンルのチープさとは比べられないものがります。1作目のスピーシーズは好きです、分かり易いし、美しい女性に変身できるエイリアンがより優れた人間を探し交配するという発想が新しい、そしてエイリアンに気に入られなかった男達は惨殺される。あのジェイソンに繋がる、アメリカ映画独特の無差別な惨殺映画が僕は好きです。(変な意味でなく、純粋に映画として)

そのアメリカ映画の一つのジャンルとも言える“無差別惨殺映画”を久し振りに観たいな、と期待して観たので、がっかりも倍増です。
頑張ってるところは頑張ってるし、お金も少しは掛けてそうだけど、すごいチープに見えてしまう、悲しいところです。あとストーリー展開もいまひとつ、面白味に欠けます。

主演、エイリアン・サラを演じているのがサニー・メイブリーという若手女優、美人?には…違いないけど、ん?っていう感じだったんで、当然スピーシーズのエイリアンなので上着を全部脱いでいるシーンもあって、2004年の映画だし、他に映画に出ているのかなと検索すると、スネーク・フライト(3・3)…ありました。徐々に出世しています、アメリカで人気のスネーク・フライトに出ているということは今後もっと人気が出て映画に出るということになりそうです。スピーシーズのエイリアンをやると人気が出るのかも知れません。スネーク・フライトのフライトアテンダント役のサニー・メイブリーは確かに可愛かったです。記念すべき一作目のスピーシーズのエイリアン・イヴことナターシャ・ヘンストリッジという方もスピーシーズ3の冒頭に出てきてドキッとします、この人まだ映画出てる!って、検索してみると、どうやらモデル出身の彼女はスピーシーズ 種の起源(3・2★)でインパクトを与えて以来、スピーシーズ2隣りのヒットマン(3★)、偶然の恋人ゴースト・オブ・マーズ(3★)など、中型作品を中心にいろいろ出演しています、スピーシーズ3では特別出演ということになっています。

スピーシーズ3はチープだったけど、サニー・メイブリーという存在を知ったことが唯一の収穫です。

スピーシーズ3禁断の種

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| 鑑賞:ホラー系 | 14:34 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
RV
オススメ度 ★★★★☆(3・5)

全米公開時から気になっていたこの“RV”というタイトルの映画、ロビン・ウィリアムズ主演のコメディです。日本劇場未公開ですが、全米・初登場1位の2006年公開の映画で、原題、邦題がまったく一緒というとても稀有な映画で、内容もとてもユニークなコメディなので、大好きです。俳優も良かった。

一家の家長ボブは、思春期の息子・娘と妻を養い、大手企業で働いていた、家族の愛情を深めようとハワイ旅行を計画、しかし上司の命令でコロラドでの企業合併の会合に出席することに、家族旅行を中止にしたら、家族関係が崩壊してしまう、苦肉の策でボブはハワイ旅行を山間のコロラド・キャンプに変更する、当然家族の非難を浴びるボブだが、なんとか家族を説得、しかし旅行の朝、家族を迎えにきたボブが運転していたのはRV(キャンピング・カー)だった。

なかなかこんな映画はないです、今までにない映画だからこそ、全米の民がこぞって劇場に訪れたのでしょう、王道であり、特異でもあるコメディ映画。
その物語の中心にあるのが、映画のタイトルにもあるように、RV。車にさほど詳しくないので、RVってなんだろうとも思いましたが、謎はとてもシンプル、Recreational  Vehicle レクリエーショナル・ビークル(野外でのレクリエーションを目的とした車輌)、まさにキャンピング・カーそのものです。アメリカはキャンピング・カーの国といっても過言ではありません、そんなRV専用のキャンプ場へ、RV初心者の家族がアドベンチャーします、最初はバラバラな家族も慣れない作業の連続で次第に団結していきます。笑いとRVと家族愛がこの映画のテーマです。

父ボブを演じるのがロビン・ウィリアムズです。ロビンはストーカーインソムニアなどの悪玉より、こういった善玉に限ります。その他の配役も良かったです、母にシェリル・ハインズという人、年頃の娘役があのヤング・アーティストのJoJo、息子がザスーラ(3★)のジョシュ・ハッチャーソン、そして一番良かった人が、ボブたち一家が旅の途中で出会う、RV生活をしているカントリー一家の奥さん、奥さまは魔女(3★)のクリスティン・チェノウェス、やっぱり歌が上手いです。

ポスターも全米公開時から目にしてたけど、てっきり崖の頂点にあるのはバスかと思ってました、それと観る前のRVのイメージと言うとロビン・ウィリアムズがカラフルなチューブを持っている画があるのですが、きっとこの映画の中で重要なアイテムとなっているに違いないと、決め込んでいましたが、実はカラフル・チューブはRVの便器に溜まったウ○チをRV専用汚物シューターに入れるための道具だったんです、ホントに映画って実際観てみないと分からないことだらけです。兎にも角にも一度観てください。
ついこの前みたコメディ、最凶女装計画もファンになったけど、RVもファンになりました。

RV コレクターズ・エディション

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| 鑑賞:劇場未公開映画 | 16:42 | comments(0) | trackbacks(4) | pookmark |
ザ・フォッグ
オススメ度 ★★★☆☆

80年代の同名映画のリメイク、意外と楽しめました。ホラー好きだからでしょうか?人気ドラマ、ヤング・スーパーマンのトム・ウェリングLOSTに出演していたという、マギー・グレイス主演、そして好きな女優の一人、セルマ・ブレアクリスティーナの好きなコト(3★)とはまったく異なった役で、セルマの実力を感じました。マギー・グレイスという人もよかったです、これから映画にどんどん出演しそうな勢いです。

港町、アントニオ・ベイにまつわる、忌わしい謎、100年前に沈没し、死んでいった貿易船の船員が、長い時を経て、霧で町を包み、怨念とともに蘇り、住民を襲っていく…。

80年代の映画だけあって、ストーリーは割と単純、恐怖を単純に楽しむだけの映画を現代のテイストを少し絡めリメイクしています、同リメイク作品の蝋人形の館(3・5★)と同じ雰囲気を感じましたが、どちらかと言うと蝋人形のほうに軍配を揚げます。
少しの謎解きもあって、なかなか楽しめます、この手の映画には珍しく、血のりは殆どなし、そのかわりCGが結構充実してます。お金も掛かってない、物語も地味、と、観る前はあまり期待していませんでしたが、お金も割りと掛かっていて、物語もそれなりに良かったです。でももう少し、恐く、面白く出来る作品だと思います。

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| 鑑賞:ホラー系 | 15:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アビエイター
オススメ度 ★★★☆☆(3・2)

辞書で調べました、AVIATORとは、飛行士のこと、現代はPILOT(パイロット)をよくつかいますが、(アビエイター)は古い言い方らしいです。
マーティン・スコセッシ監督のディパーテッド(香港映画インファナル・アフェアのリメイク版)が全米で、かなり評価が高いので楽しみですが、それでアビエイターを観ようと思ったわけではありませんが、ようやくアビエイターを観ようかなという気になりました。169分という長い上映時間が少しネックでした。

アメリカの実在の大富豪ハワード・ヒューズの半生を描く超大作、18歳で親の事業を継いだハワードは莫大の資産をつぎ込み映画「地獄の天使」を製作、ハワードの執拗なこだわりで映画製作は難航、苦難の末、完成した映画は大ヒット、一躍ハワードは全米に認知されるセレブリティの一人になる…その後ハワードは飛行機製作に没頭、ハリウッド女優との恋愛遍歴、など波乱な人生を送っていく。

それにしてもマーティン・スコセッシはレオナルド・ディカプリオのことが好きですねぇ、新作ディパーテッドの主演もレオナルドだし、2001年のギャング・オブ・ニューヨークから主演で使ってますね。
マーティン・スコセッシの映画はどれも嫌いじゃないし、割と好きなんだけど、どこか微妙な感じがするのは自分だけでしょうか?と、言ってもマーティン・スコセッシ監督の映画をたくさん観たわけではないので偉そうなことは言えません、しかもギャング〜も、アビエイターも“アメリカ”ならではの物語で、アメリカ人こそが求めてる映画だからなのでしょう。
同じレオナルド・ディカプリオ主演のアメリカの実在の詐欺師フランク・W・アバグネイルをモチーフにした、スティーブン・スピルバーグの映画キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2001)が好きです、こちらのほうが幾分ポップで、そこまで事実に忠実でなく、ユニークに作っているからです。スピルバーグとスコセッシをよくライバル関係にしたてていますが、意外と似通った映画を作っているようです。

映画アビエイターでは、物語の展開よりもキャストで楽しめました、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェットケイト・ベッキンセールジュード・ロウ、他、そして、グエン・ステファニー!!!!
アビエイターはグエン・ステファニーの初の映画出演作品だそうです、新人女優ジーン・ハーロウという役で、レオナルド扮するハワードと腕組して映画祭の赤絨毯のシーンで登場します、セリフもあり、ただ、普通の女優と比べると、微妙に演技がぎこちない、それにしても素晴らしいオマケでした。その後のグエンの映画出演作(ちょい出演)はもしも昨日が選べたら(4★)、ロンゲスト・ヤード50回目のファースト・キス、などがあります、冷静になって考えてみるとどれもアダム・サンドラー主演映画です、完全に偶然の産物ではないと思います。

物語は事実をなぞっているだけあって、少々辛い、若干面白味に欠けます、主人公のハワード・ヒューズは実在の人物を忠実に表現していると思いますが、天才は変人というだけあって、ちょっとムカつきます、ディカプリオの演技の賜物です、素晴らしい演技と言えば、ケイト・ブランシェットです、名女優キャサリン・へプバーン(オリジナル版招かれざる客など)の役を演じているのですが、モノマネのような演技で、面白いです。ケイト・ベッキンセールはキレイだったし(役柄はつまらない)ジュード・ロウは出ていたことも気付かなかったです、特別出演程度なのでしょうか、巻き戻してようやく見つけました。
兎にも角にもディパーテッドが楽しみです。


メモ近年のゴールデン・グローブ賞作品賞[ドラマ部門]
2006 バベル
2005 ブロークバック・マウンテン
2004 アビエイター
2003 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
2002 めぐりあう時間たち
2001 ビューティフル・マインド
2000 グラディエーター

アビエイター

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| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 14:57 | comments(0) | trackbacks(5) | pookmark |
最凶女装計画
オススメ度 ★★★★☆(3・6)

これは、かなり笑えます、声を出して笑えました。2004年の作品、日本劇場未公開。
黒人監督、キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズという人物が“絶叫計画シリーズ”の監督ということで、最凶女装計画という、それを文字ったようなタイトルになってしまっていますが、悪くはないけど、タイトルのせいで少しレンタルビデオ屋で手にとられる機会を失っているような気もします、原題は“White Chicks”(White=白人の Chick=若い娘)です。(原題もあんまり良くないです)

黒人男のFBI捜査官コンビ、ケビンとマーカス、ある事件の捜査の汚名を返上するため、立候補した任務、誘拐予告のある社長令嬢の姉妹を護送すること、しかし、護送中に事故が起こり姉妹に怪我を負わせてまう、窮地を免れるため急遽、二人は白人の女性に変装するはめに…。

黒人男性コンビが、白人女性コンビに変装する、という似たような映画はなきにしもあらずだが、ほぼ前代未聞のこの演出を見逃すわけにはいきません。こんな大胆な映画がまかり通るのか、とも思ったけど、この馬鹿馬鹿しさは一級です。ここ数年観たコメディと言われる映画の中で、かなり上位に位置する(個人的に)馬鹿馬鹿しく、笑える映画です。

ケビンとマーカスは、ただの白人女性じゃなく、セレブ姉妹の、ヒルトン姉妹、オルセン姉妹をパロディにしたウィルソン姉妹という姉妹に変装します。そこがまた良い、ケビンを演じるのがショーン・ウェイアンズ、マーカスを演じるのがマーロン・ウェイアンズこの二人が良かったです。監督、主演二人、皆、ウェイアンズという家族みたいです。
ただ、冒頭から最後まで腑に落ちない感が常にただよいます、それはなんなのか、そう、セレブ姉妹(一応美人女優の二人)に変装するのがこの映画の肝ですが、とりあえず似てないんです、少し似てますが、間違いようが無いんです、でも本物のウィルソン姉妹の知り合いも簡単にだまされてしまう、そこが腑には、落ちないけど、面白いから問題なしです。
一見の価値あり。

最凶女装計画

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| 鑑賞:劇場未公開映画 | 16:46 | comments(1) | trackbacks(2) | pookmark |
ゲス・フー/招かれざる恋人
オススメ度 ★★★☆☆(3・3)
2005年の恋愛コメディ、招かれざる恋人という邦題だけだったら、目に止まらなかったところです。guess who(人物の態度、行動、能力を見て評価する、という意味らしい)という響きが妙に気になりました。さらに、あらすじを読むと白人男と黒人女の恋と、書いてあったので、レンタルしました。似たり寄ったりの映画が多い中、今までの映画と一味違う映画を見つけると嬉しくなります。

白人男性のサイモン(アシュトン・カッチャー)はエリート会社員、しかし黒人女性テレサ(ゾーイ・サルナダ)と婚約した直後、上司から反対を言い渡される、怒ったサイモンはその場の勢いで辞任、大事な秘密を隠したままテレサの両親に会いに行くことになる…愛娘のテレサからボーイフレンドを連れて行くと聞いていた父パーシー(バーニー・マック)は当然、黒人男性の恋人を連れてくるものと思っていた、しかし、予想に反し、ボーイフレンドは白人青年だった…

監督は黒人(ケビン・ロドニー・サリヴァン)、で、実はこの映画は、その昔アメリカで放送されていた名作といわれるドラマ版「招かれざる客」というもののリメイク版だそうです、上のほうで“招かれざる恋人”というタイトルが良くないと言いましたが、どうやら由緒あるものらしいです。原題はもちろん違いますが…、しかし“招かれざる客”という表現はとても良いです、ですが現代の映画のタイトルとしては弱いと思います。
と、タイトルはどうでもいいのですが、オリジナル版は、白人家庭に黒人男性が一人、四面楚歌状態でやって来るとうもので、この映画のリメイク版は、黒人家庭に白人男性が、招かれるというものなので、まったくの正反対のパターンです、劇中は、アシュトン扮するサイモンが恋人の父パーシーやら、祖父に、冷たい態度をとられ、黒人だらけの中で、多少孤立した状況になりますが、もしこれが逆で、白人の中に黒人を一人登場させて、この映画のように同じ状況にしたら、いくらコメディでも今のアメリカでは映画として誰も上映しないんだろうな〜という気持ちで観てました、が、実際昔、コメディではなく真面目なドラマとして放送されていたんですね。

現在のアメリカでも日常に黒人への差別はあると思いますが、一部では必要以上に差別に対して良くないことだ、と過剰な反応をしていますが、事実を受け入れ、周囲に理解を広めるのも、改善には必要なことです、この物語のように映画の題材にしたり。

とは言っても、アメリカに住んでいるわけではないので、良く分かりませんが、黒人と白人のカップルは沢山いると思いますが、全体から見ると小数派であることは間違いないと思います、なので、周囲の目や、まず家族の理解など、同人種のカップルより苦難多いことも間違いなしです、でもこの映画の基本理念と同じく、恋愛に人種はまったく関係ないと思います、いや、この映画を観て、考えました、人種は恋愛に関係ありません、確かに外見上の多少の好みはあるけども、もし、生まれたときからある国に住んでいて、そこで話す言葉は日本語で、その国には同年代の人口が190人しかいなくて、190人全員が別の国の人間だとしたら、190人が190人それぞれなんの疑いも無く誰かを好きになるとは思いませんか?ただ今の世の中、同じ人種同士固まりすぎているだけに過ぎない気がします。

映画の話から少し外れましたが、サイモン役は、かなり年上のデミ・ムーアと結婚したアシュトン・カッチャー、アシュトンはとてもハンサムでした、でもサイモンはちょっと調子にのった役です、人種に関係なく、娘とは結婚させたくないというパーシーの気持ちがよく分かります、バタフライ・エフェクトでの出演が印象的ですが、これからボビー(妻、デミ・ムーアも出演)、守護神と大作映画でお目にかかりそうです。アシュトン以外のキャストは90%が黒人俳優で、どの俳優も良かったです。

ゲス・フー 招かれざる恋人 特別編

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エラゴン 遺志を継ぐ者
オススメ度★★★☆☆(2・9)

ドラゴンの赤ちゃんが可愛かった・・・・。
小説は読んでいません、でも映画を観て15歳の少年が書いたと思うと、すごいと思う。日本で言う中2の年齢です。日本公開が12月16日、全米公開が12月15日、ほぼ同時上映、全米での興行成績が少し気になります。

遥か彼方に存在するアラゲイシア帝国、そこはかつて人間、ドワーフ、エルフが平和のもと共存していた、しかし、己の権力を得るため、ガルバトリックス王が世を支配するようになってからは、その国から平和が消滅していた。ある日、少年エラゴンは辺境の森で青い不思議な光を放つ石を見つける…、それはドラゴンの卵だったのだ…。

「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」「ナルニア国物語」と続いて、またファンタジー?と思ってしまいますが、映画は観たい人だけ観ればいいんです。僕は上記3作はどれも、シリーズごと好きです、すごい面白いと思います、ロード〜、ナルニア、はファンタジー小説の起源ともゆうべき、すべてのファンタジックな物語のお手本となるべきもので、映画化も小説の世界観をすごい丁寧に表現していて、先の展開に息を呑むような素晴らしいものだったし、ハリー・ポッターもイギリス人作家、J・K・ローリングの素晴らしいアイデア、“魔法使いの学校”での少年ハリーの物語という先のファンタジーもお手本に踏まえ、尚且つオリジナルな表現で、映画化も毎回楽しい趣向で、こちらも大成功と言えますが、小説「エラゴン」の映画化は製作を焦ってしまったのか、良くなかったと思います。
原作者(クリストファー・パオリーニ)は「エラゴン」を書き始めた当初は15歳という若さ、母国アメリカでは続編エルデストもミリオンセラーを記録し、世界40各国以上で翻訳もされるという大ヒットを記録していますが・・・・映画のほうはと云うと・・・・

100分少々という上映時間、観易い時間ですが、あの分厚い小説を100分にまとめられますでしょうか?
主人公エラゴン(エド・スペリーアス)が農家の子供から、英雄的存在に成長するまでの展開が余りにも速い、速いだけならともかく、勇者として成長していく過程が、あまりにもシーンとして登場していないです、次のシーンではいつの間にか強くなっていて、次のシーンではいつの間にか魔法を自在に操れるようになっている、感情移入する隙がなかったです。

そして物語の展開、先の展開に驚いたり、緊張したり、興奮したりが一切なかったです(個人的に、ですが)先の決められた展開をただ眺めているような心境でした。
また何よりもがっかりな気持ちにさせたのが、ハリーポッター、ロード・オブ・ザ・リングにそのまま影響されたシーンの数々、まさに(ハリー+ロード÷2)。壮大なスケールの背景をバックに馬を走らせるシーン、そこに流れるロードに似せたようなBGM、はじめてドラゴンに乗る場面なんかも、ハリーがはじめてホウキに乗る場面と重なりました、さらに、ガルバトリックス王の第一の手下ダーザというキャラクターの立ち居地、外見がロード・オブ・ザ・リングの蛇の舌グリマとかなりかぶっていて個人的に一番気になりました。ファンタジー小説の映画化といえども、もっと個性を出せたはずです。
唯一他者と違いを持っているのがメインのドラゴンという存在、他の作品にもドラゴンは勿論登場しますが、それは一瞬で、エラゴンのようにドラゴンと友情を育んでいる場面が目に新しかったです。

一番役者の中で期待していた、悪の王ガルバトリックス役のジョン・マルコヴィッチも今回はまだ出番が少なかったです。
ヒロイン、アーリアを演じているのが続編も製作されるシリーズ、バイオハザード アポカリプス(3★)のジル・バレンタイン役で評判の良かったシエンナ・ギロリー
やっぱり一番好きなシーンはドラゴン(サフィラ)の赤ちゃんが生まれるところです。CGはとても綺麗で細密です。

エラゴン 遺志を継ぐ者
エラゴン 遺志を継ぐ者 サントラ

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