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ザ・イリュージョニスト「幻影師アイゼンハイム」
THE ILLUSIONIST 評価 7
 エドワード・ノートン主演の奇術サスペンス、「幻影師アイゼンハイム」を鑑賞。劇場公開時から、いや全米公開時から観てみたいと思っていた作品。全米公開は2006の作品ですが、同じ頃にマジシャンをテーマにしたサスペンス映画「プレステージ」も全米で公開されていたはず。ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、スカーレット・ヨハンソン云々の豪華なキャスティングな「プレステージ」に比べると若干見劣りはする「幻影師アイゼンハイム」、いや、原題「ザ・イリュージョニスト」だけど、こちらの出演者、エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビールもなかなか、ナイスなキャスティング。

 映画の雰囲気はちょっと光を協調したおとぎ話のような感じで、ストーリーも後半に近づくごとに面白くなっていたような気がします。
 「プレステージ」もそうだけど、アイゼンハイムも所詮は単なる奇術師、決して魔法使いなどではない。人間の固定観念や常識を裏切り、人を目で騙すエンターティナーの話だけど、プレステージに比べアイゼンハイムは、ちょっとCGに頼った、摩訶不思議すぎる奇術が披露されるので若干面喰います。
 
 物語は19世紀のオーストリアはウィーン。若き日に愛し合った男女が身分の差ゆえ、離れ離れを強いられ大人になったころウィーンで2人は再開するのだが、彼女は冷酷なオーストリア皇太子と婚約していた。しかしアイゼンハイムは得意の奇術で街で評判になり、皇太子のもとへ近づいていくのだが…。というとってもサスペンスな映画です。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:エンタメ系 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
新星「スター・トレック」
STAR TREK 評価 7 
 TVシリーズ「LOST」や「M:I:III」「クローバーフィールド」のヒットメーカー、J・J・エイブラムスが監督を務めた有名SF・TVシリーズの通産11作目の映画版「スター・トレック」を鑑賞。
 映画は続編という形状ではなくリメイク。特に原作シリーズのファンではないと公言しているエイブラムス監督が過去の作品の魅力は残しつつも昔からのファンや、原作をまったく知らない人たちでも楽しめるように、現代流にエイブラムス風にアレンジを加えたSF超大作が「スタートレック」である。

 率直なところ「楽しめた」。
 “カーク船長”“ミスター・スポック”名前やキャラクターの顔ぐらいは知っていた筆者、でもオリジナルのドラマは全く観ていない。唯一「スター・トレック」を少し実感したのは1999年のSFコメディ、ティム・アレン主演の「ギャラクシー・クエスト」だ。こちらは有名俳優がこぞって出演して往年のSFドラマ「スター・トレック」を大いに皮肉るという映画で、筆者はこの映画がとても好きです。

 しかし今回の映画はそんなコメディな要素はなくいたって大真面目。真面目な顔してキャストがカラフルなオリジナルを大切にしたスーツを着て、必至になって地球を救うために頑張るのである。そんな本来ダサくて、現代的ではないシチュエーション映画にも関わらないのに、これが以外とカッコいいのである。
 冒頭のタイトルバックまでに繋がるシーンは感動的でさえありました。とはいっても古い古いSF映画の肝となる部分はそのまま残してあるので、多少は、ダサく、変に感じるところも無い訳ではないのですが…。

 そいてこの映画の一番の見所は筆者は、キャストであると思います。それぞれ映画やドラマ出演はあるけど、誰しも大スターではない、そんなフレッシュなキャストであるけど、実力派で、個性的で、魅力的なキャストなんです。主人公カークを演じたクリス・パインは最も魅力的でした。「スモーキン・エース」に出ていたらしいけど、ちょっと思い出せない。そしてスポックを演じているザカリー・クイントという俳優、初めて観る人かな、と思って出演歴を調べてみると「24シーズン3」アダム・カウフマン役と…、そこで繋がりました。あいつが、スポックだったのか、「24」のときも鼻と口が特徴的だったのですごい印象に残る顔だったんですけど、まさか新星ミスター・スポックに抜擢されたとは…、彼は次世代のスポックを演じるために生まれてきた男といっても過言ではありませんでした。そしてフレッシュなメイン・キャストで前々から好きな役者が2人。「ゲス・フー/招かれざる恋人」「バンテージ・ポイント」にもアナウンサー役で少し出演していたゾーイ・サルダナ。「アメリカン・ドリームズ」「キミに逢えたら!」にもゲストで出演していたジョン・チョウ。他にも「ショーン・オブ・ザ・デッド」のサイモン・ペッグ、最近は「旅するジーンズと19歳の旅立ち」「G.I.ジョー」など人気作品に出演し、傍ら「P2」などのホラー映画で主演を射止めている若手美人女優レイチェル・ニコルズなんかも、またまた超脇役で登場しちゃったりで、そんな所も楽しめます。今回レイチェル・ニコルズは皮膚の色が緑色の異星人の血を引いた女の子の役です。
 そんなフレッシュなメンバーがメインの新星「スター・トレック」も周りはウィノナ・ライダーや意外なキャラで登場のエリック・バナなどビッグな顔も拝めます。また初代ミスター・スポックを演じたレナード・ニモイという俳優も出演したり、サービス精神旺盛な作品だなーと感じました。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:エンタメ系 | 02:40 | comments(0) | trackbacks(5) | pookmark |
日本映画のUS版ポスター
 日本の映画ポスターやチラシってカッコ悪いもの多いですよね、しかもキャッチコピーも1つにとどまらず2つ3つと所狭しと張り巡らされ、まさに宣伝用といった感じで、日本映画のチラシはまだ、センスがいいものも多かったりもするのですが、海外のとくにハリウッドの映画の日本版ポスターって、向こうのポスターのデザインをそのまま使って、題字やコピーだけを日本語にしてと、本来の映画のイメージのままを残す作品(配給会社)もあるけど、本来のデザインとは、なぜか、まったく変えて、変えたにも関わらず、元の海外版のデザインよりすこぶる酷いデザインになっちゃってる映画ポスターとか、チラシってザラですよね。

 最近の海外→日本に来た映画で本来のデザインを無視し新たに日本でデザインし直したポスター、チラシで特に酷かったのは個人的には「ビバリーヒルズ・チワワ」だと思います。

 と、いうことで、それとは逆に日本映画の海外版ポスターを集めてみました。日本映画も海外版となるとシンプルでデザイン重視のちょっとカッコいい感じのデザインになりますね。

 左上から三池崇史監督の「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」松本人志監督の「大日本人」滝田洋二郎監督の「おくりびと」深作欣二監督の「バトル・ロワイアル」山田洋二監督の「武士の一分」清水崇監督の「輪廻」です。日本はもとより海外でも名の通った有名監督の作品ばかりですね。にほんブログ村 映画ブログへ
 
| 気になる映画/雑記 | 20:40 | comments(1) | trackbacks(2) | pookmark |
裏の裏の裏「デュプリシティ〜スパイは、スパイに嘘をつく〜
DUPLICITY 評価 7
 “DUPLICITY”を辞書で調べてみると、意味は“裏表があること”…こんな便利な単語が英語にはあるんですね。
 主演は「クローサー」以来の共演になるジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェン。監督は「フィクサー」のトニー・ギルロイ。5月は2007年度のアカデミー賞の作品賞にノミネートされた映画の監督の新作の公開が日本では集中してます。他には「ノーカントリー」のコーエン兄弟の作品「バーン・アフター・リーディング」そして「つぐない」のジョー・ライト監督の新作「路上のソリスト」。

 トニー・ギルロイ監督の前作「フィクサー」では主人公のジョージ・クルーニー扮する弁護士が務める大手弁護士事務所ケナー・バック&レディーンやら、巨大農薬会社U・ノース社など映画オリジナルの架空の企業がメインで登場し、企業ロゴやらディテール細かく作られてましたが、今作「デュプリシティ」でもストーリーの中でも大きな役割を占めるのがオリジナル企業。

 今作の企業は2つのトイレタリー用品の大手会社。1つは老舗のバーケット&ランドル、そしてもう1つが新進気鋭のエクイクロム、という2社。この2社が峻烈なライバル意識で相手とどう差をつけるのか、もう必死。そこで雇われるのがジュリアとクライヴ扮する元CIA元MI6という凄腕の諜報員。つまり産業スパイ映画なんですね、あまり知らないで見始めたので、最初はどういう次元の物語なのかが上手く掴めず、またトニー・ギルロイ監督お得意の時間を逆光させたりストーリーの流れをあべこべにしたり、という演出により、また前日一睡もしなかった、という個人的過失により、前半から中盤まで、なかなか要領を掴めなかった映画だけど、最後まで観ると、すっきり、できる。最後の5分間で個人的評価もぐぐんと上がりました。

またトイレタリー企業の社長を前作「フィクサー」で助演男優賞にノミネートされたトム・ウィルキンソン、そしてポール・ジアマッティが演じているなど、共演者も面白かったです。にほんブログ村 映画ブログへ
Amazon サウンドトラック『デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~』
| 鑑賞:エンタメ系 | 01:14 | comments(0) | trackbacks(7) | pookmark |
ブラックユーモア「バーン・アフター・リーディング」
BURN AFTER READING 評価 8
  前年度のアカデミー賞で「ノーカントリー」が作品賞に見事受賞となった監督のジョエル&イーサン・コーエン。彼らの次なる作品がこの、ジョージ・クルーニー、ティルダ・スウィントン、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、ジョエル・コーエンの妻でもある、フランシス・マクドーマンドなどそうそうたる面々で執り行われるサスペンス映画「バーン・アフター・リーディング」です。こちらを今日は鑑賞。
 “BURN AFTER READING”って一体どんな意味のタイトルなんだろう?“読書の後で燃える”…んー、ちょっと分からないな。誰か教えて。
 
 まあそんな、独特なサスペンスタッチの映画が専門のコーエン兄弟の新作はサスペンスもあるけど、日本版の映画チラシの雰囲気やブラッド・ピッドのはじけっぷりが流れるトレーラーなどから、意外とコメディなんじゃないか、という甘い予測が立てられますが…、全然コメディではないです。強いて言うならブラック・ユーモア。けれどこれが個人的にはなかなか心の中で笑える場面が多かったです。
 それも複線複線、複線の連続、あらゆるところに物語の複線が張り巡らされ、ビッグなキャストたちが演じる癖のあるキャラクターたちが徐々に結びつき、どんどんこんがらがっていく。映画としてとても見応えあるものです。
 
 また注目のブラピのテンション高めなバカっぽいキャラ(しかもちょっとゲイっぽい)も違和感なしで好きです。が…ですが、ブラピ大好きな方はちょっと要注意な映画ですよね。もしかしたら、こうなっちゃうんじゃないの?!?と思って観ててもドキっとするシーンがございます。

 話は変わって映画館で勤務中でのこと、一人の70代くらいの女性が筆者のもとへ「バーン・アフター・リーディング」のパンフを買いに来ました。人の良さそうな感じだったので世間話でもと思って、「映画どうでした?」と聞いてみると「良かったわよ、でもコーエン兄弟の映画は私ファーゴが一番好き、あれにも奥さん(フランシス・マクドーマンド)出てるでしょ」などかなり深い意見が返ってきて内心、年配だけど、この人最近の映画にすごい理解があるな、と関心しちゃいました。(上目線)「ノーカントリー」より「バーン・アフター・リーディング」より「ファーゴ」かなり同感です。にほんブログ村 映画ブログへ 
Amazon バーン・アフター・リーディング[DVD]
| 鑑賞:エンタメ系 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
他社を抜け「消されたヘッドライン」
STATE OF PLAY 評価 7
 なかなか面白い見応えのある映画でした。だが、個人的には2008年の日本映画「クライマーズ・ハイ」を観ているので、この「消されたヘッドライン」も架空のオリジナルな事件だけれど、新聞社を舞台に、ラッセル・クロウ演じる癖のあるベテラン記者と、「きにに読む物語」のレイチェル・マクアダムス演じる新米女性記者が挑む社会派サスペンスものなので、パクリではないと思うけど、しばしば「クライマーズ・ハイ」とキャラやシーンが重なり、どうも比較してしまって、そうすると「クライマーズ・ハイ」には勝てないなーという感じでした。とはいっても、この映画はイギリスで放映されていた人気ドラマの劇場版リメイク作品なんだってね。

 監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」の人(ケヴィン・マクドナルド)、ラッセルとレイチェルの他の出演者は、新聞社の編集長に「クィーン」のヘレン・ミレン、と若手政治家にベン・アフレック。とおもしろいキャスティング、多少ベン・アフレックの演技が不気味だけど、それは言うまい。

 “ワシントンD.C.で連続して起こった2つの事件。ドラッグ中毒の少年が何者かに射殺された事件と、国会議員のもとで働く女性職員が駅のホームに転落して死亡する事件、一見何の接点もない事件に思えたが、新聞記者のカルは2つの事件が裏で繋がっていることに気付く。”にほんブログ村 映画ブログへ
| 鑑賞:エンタメ系 | 17:24 | comments(0) | trackbacks(7) | pookmark |
期待の韓国映画「コウモリ」と「マザー」
気になる映画
 筆者は好きな韓国の映画監督が2人います。好きな韓国人監督といってもどちらも韓国国内ではもちろん日本でも有名な2人なのですが、1人は「JSA」や「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」などの“復讐三部作”とピ主演の「サイボーグでも大丈夫」などで有名なパク・チャヌク監督、そしてもう1人は、「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」で知られているポン・ジュノ監督です。特に「親切なクムジャさん」と「殺人の追憶」はお気に入りというか、衝撃的でした。

 そんな2大監督の新作が2009年にどちらも韓国で公開されるそうで、それに準じて日本でも公開されることを祈ります。まず“復讐三部作”など基本R-15指定な描写で過激な内容の映画が多めなパク・チャヌク監督の新作は「コウモリ」。韓国の名優ソン・ガンホ主演で、神父役のソン・ガンホがアフリカで謎の血液を輸血されたため、神父でありながら夜な夜な他人の生血を啜るヴァンパイアなドラマです。そしてソン・ガンホの起用が多いポン・ジュノの新作は韓国のスター、ウォンビンを主演の「マザー」。女子高生殺人が頻発する田舎町で容疑者となったウォンビン演じる知的障害のある息子を守るため、真犯人捜しをはじめる母親の物語だそうです。とてもポン・ジュノ監督らしい映画になりそう。どちらも公開はまださきのようですが、どちらも非常に楽しみです。にほんブログ村 映画ブログへ
| 気になる映画/雑記 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
立派なシーン、粗末なストーリー「バビロンA.D.」
BABYLON A.D. 評価 6
 ハリウッド映画にしてはまたまた国際的ーなヴィン・ディーゼル主演SFアクション映画「バビロンA.D.」を鑑賞。共演にマレーシア出身のミシェル・ヨー、またイギリスの名女優として誉れ高きシャーロット・ランプリング。またしてもこの人のキャラ良かったです。そして物語のカギを握るフランス人の女の子(メラニー・ティエリー)、あと日本ではK-1で有名なジェロム・レ・バンナも少し出てます。そんな役者陣で舞台は主にロシア、ロシア語を話すエキストラも沢山。そんな多国籍でちょっと滅茶苦茶な数十年後の未来がこの映画の舞台。
 
 なかなかお金の掛けられたCG、セット、の近未来的な表現はかなりカッコいい、ヴィン・ディーゼルやミシェル・ヨーなどアクションに慣れた役者たちの格闘シーンはかなり激しく、カッコいいのだけれど、カメラを激しく動かしたり、細かく編集してアクションシーンをちょっと誤魔化してる感じは多少気になります。立派な映像ではあるけど、ストーリーが意外と粗末に感じたのは筆者だけでしょうか。
 
 「バビロンA.D.」、ちょっと気になるこの映画のタイトル、真剣に観ていなかったせいか、映画を観てもこの映画のタイトルがバビロンA.D.である理由が分からなかった。映画の中では直接“バビロン”という言葉は出てこなかったような、気がする。真剣に観ていなかったので聞き逃してしまっただけかも。でもバビロンと言えば大昔に繁栄し、洪水で一瞬にして消え去った大都市。それに紀元後を意味するA.D.が付いているということは、度を越して贅沢を求める、この映画の中の世界が第二のバビロンなんだと言っているのでしょうか?いや、違うか。にほんブログ村 映画ブログへ
Amazon オリジナル・サウンドトラック『バビロンA.D.』
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| 鑑賞:エンタメ系 | 02:04 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
人生は難問ばかり「スラムドッグ$ミリオネア」
SLUMDOG MILLIONAIRE 評価 10
  2008年のアカデミー賞、作品賞、監督賞、歌曲賞、撮影賞など計8部門受賞を叶えた、イギリス人のダニー・ボイルが監督したインドを舞台にしたドラマティック映画「スラムドッグ$ミリオネア」を鑑賞。物語は大半がインドの言葉、舞台は全編インド、出演者は皆インド人、クリント・イーストウッド監督の日本人による日本人がテーマの映画「硫黄島からの手紙」もアカデミー賞の作品賞ノミネートを成しえましたが、ちょっと従来のハリウッド的ではない、ワールドワイドで、ローカルな部分もあるけど、世界中の人が共感できて、楽しめる。そんな映画がアカデミー賞の作品賞を受賞する、そこに意味があり、まさにアメリカで言うところの「CHANGE!」そんな映画です。
 
 映画のテーマは“クイズ$ミリオネア”イギリス発の人気クイズ番組もともとのタイトルは“Who Wants to Be a Millionaire?”この全世界70カ国以上で放映されている有名クイズ番組のインド版がこの映画のテーマ。ある目的をもってクイズ番組に挑戦する青年ジャマール、次々と質問の答えを導き出し、あと一問で最高額に到達というところでイカサマの疑いで警察に逮捕されてしまう、彼はどうして難問を次から次へと回答できたのか?彼のルーツを探ってみよう。という映画。
 
 彼の人生を幼少期から遡るうちにクイズ全問正解の全貌が次第に分かり、彼の目的が見えてくる。またジャマールの幼少期の役を演じているインドの男の子が格別に可愛い。大きなビルもあれば、汚くボロの巨大な街もある、富豪もいれば、貧乏人もたくさんいる、最高の科学もあれば、スラムもある、犯罪もあるし、ダンスと音楽で人を楽しませる術もある、最高もあれば最低もある、そんなインドを舞台に、インドの闇の部分もあっけらかんと見せつけるダニー・ボイル。そんなダニー・ボイルのアカデミーなんて全然狙ってませんよ、という雰囲気が逆に好き、これみよがしにアカデミー狙いの映画とは少し違う。
 
 そして印象的なのは音楽、インド的、民族的なBGMも豊かで、インドのアーティストによる、インドテイストのミュージックもさわやか。インドの南にぽつんと浮かぶ島国スリランカ出身で、全米ビルボードランクでもTOP10に入るほどの人気女性アーティストMIAの曲も使用しているのだ。 にほんブログ村 映画ブログへ
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| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 00:48 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
センスのない“WAR,INC.”「エージェント・オブ・ウォー」
WAR, INC. 評価 5
 “WAR, INC.”(戦争株式会社)という映画なんですが、主演はジョン・キューザック、姉のジョーン・キューザックも出演して、ヒロインにヒラリー・ダフが中東美少女アイドルに扮し、ボス役にベン・キングズレーも登場のちょいコメディ・サスペンス映画「エージェント・オブ・ウォー」日本劇場未公開を鑑賞。
 
 “21世紀の近い未来、国家に変わり企業が世界を牛耳る世界。元CIAのハウザーは戦争の請負会社の依頼で動く殺し屋。ターゲットは中東のトラキスランという国の石油会社社長。ハウザーは現地に赴きアメリカ製の武器の見本市を開催し、ターゲット暗殺を目論むが問題が山積みに…”という物語の映画で、一応列記としたストーリーがあるのにも関わらず、この映画をどんな風な映画にしたいのかいまいち良く分からなかった。結構お金は掛けられてるけど、ちょっとしたところで、チープ感が露呈したり…。とにかく個人的にはセンスの悪い映画だなと感じました。
 
 そしてベン・キングズレー、ジョン・キューザック、マリサ・トメイ、ティーン・アイドルのヒラリー・ダフなど著名なところをキャスティングし、お金を掛けて映画を作っている感じが逆に勿体ないと思わせる欠作映画だと個人的には思いました。にほんブログ村 映画ブログへ
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| 鑑賞:劇場未公開映画 | 00:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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