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KILLSHOT 評価 7
2009年全米公開映画、ミッキー・ローク、ダイアン・レイン主演「キルショット」を観賞。日本では劇場未公開レンタル。しかもツタヤ独占レンタルらしいのでツタヤでないと借りられません。んーっ憎い。
2人の弟とともに殺し屋稼業をやってきたアーマンド。あるときの仕事で弟の1人が命を落とし、もう1人の弟も刑務所へ。孤独な殺し屋となった彼は稼業を続けていた。そんなとき出会った若い悪党リッチー。彼の持ちかけた強盗計画を手伝うことにしたアーマンドだったがリッチーのずさんな仕事のせいで見事失敗。更には強盗先の不動産屋に努めるカーメンと夫ウェインに顔を知られてしまう。すかさず証人保護プログラムに登録するカーメンたちだったが、アーマンドは冷静に2人を追い詰める。
という物語。ネイティブ・アメリカンという設定のミッキー・ロークが演じるプロの殺し屋アーマンド。ネイティブ・アメリカンはどうなのだろう、少し無理があるのではないか。そしてアーマンドの素顔を目撃したがため執拗に命を狙われる羽目になった不動産屋勤務の女性をダイアン・レインが演じています。実にシンプルなドラマだけど、追うミッキー・ロークに、逃げるダイアン・レイン。両方の視点から物語を描いたサスペンスです。両方から描くという演出が無ければ、かなりシンプルな映画です。
そしてアーマンドの新たな相棒、若くて、馬鹿で、悪な男を演じるのがジョセフ・ゴードン=レヴィット。愚かな男を演じていますが、それを演じきれるのが流石ジョセフ。彼の恋人がなんと、ロザリオ・ドーソン。彼女が出ているのは知らなかったので意外でびっくり。など俳優はとても良い映画ですね。
実力があって味のある良いキャストが揃ってはいますが、なにしろストーリーはシンプルだし、役者もみな役にぴったりかと言うと疑問です。もう少しランクの低くて、有名でないキャストでも良いんじゃないか、そんな風に思えてくる物語の作品です。
Amazon キルショット 原作(小学館文庫)
最近の観賞出演作
ミッキー・ローク…「レスラー」 「ドミノ」 「シン・シティ」
ダイアン・レイン…「ブラックサイト」 「最後の初恋」 「ジャンパー」
ジョセフ・ゴードン=レヴィット…「G.I.ジョー」 「ストップ・ロス 戦火の逃亡者」 「ルックアウト 見張り」
ロザリオ・ドーソン…「7つの贈り物」 「イーグル・アイ」 「クラークス2 バーガーショップ戦記」 「デス・プルーフ」 「RENT/レント」 「シン・シティ」