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復讐の鉈野郎「マチェーテ」
MACHETE 評価 7
 今作のロバート・ロドリゲス監督が盟友クエンティン・ラタンティーノと制作した往年の、バイオレンスとエロティック重視のB級グランドハウスホラー、その名も映画「グラインドハウス」(ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」タランティーノ監督の「デス・プルーフ」の二本立て)の賑やかしとして遊び心フンダンに作り上げたニセ映画予告だった「マチェーテ」を実際に本格映画化させてしまった本作ダニー・トレホ主演「マチェーテ」を観賞。

 「グラインドハウス」では両作品ともB級且つバイオレンスもセクシーも満載で現代映画を観慣れてしまった映画ファンを往年の過激でシンプルで大胆な雰囲気を見事現代映画に再現し、今の人気俳優たちを豪華に出演させ、しかもケータイやパソコンなど2000年代の舞台設定で、尚且つ映像をわざと劣化させた処理をコンピューターで施し、フィルムの傷、埃、またはコマ飛びなど、細部に渡り凝ったユニークな演出で観る者を楽しませた映画でしたが…、今作「マチェーテ」も豪華俳優、古臭い映像、現代のアイテム、バイオレンスでエロティックな場面場面と、依然として観る者を楽しませる、個人的にも大好きな映画でした。たった一つ解せないのは、わざと映像を劣化させるという演出…ですね。筆者はなんといってもコレが楽しみだったりするのですが、今回「マチェーテ」では冒頭シーンや、もともとフェイク予告編などで制作されていた場面の一部などは、滅茶苦茶フィルムを汚してカッコ良い演出に仕上がっているのですが、それ以外の大部分は、やっぱりフィルムをわざと汚したコンピューター処理は手間とお金が掛るのか、大部分は汚しの演出が殆ど無いんですね、それだけが少し残念でした。それだけです。


「デス・プルーフ」にも登場している美人双子も登場

 麻薬王トーレスに愛する家族を殺された元メキシコ連邦捜査官マチェーテ。復讐の機を狙い、アメリカ、テキサス州で不法移民の労働者として身を潜ませていた。ある日彼は腕を見込まれスーツ姿の謎の男に、多額の報酬と引き換えに、不法移民弾圧を目論む悪徳議員の暗殺を依頼される。しかしそれはマチェーテを利用し、不法移民弾圧をさらに進めるため仕組まれた罠だった…。

 という始まり。今作もビッグでナイスなキャストがあまり他の映画では観ないようなユニークな演技、キャラで登場します。

  

ジェシカ・アルバ:ちょっとワイルドなアメリカ移民局の美人捜査官サルタナ
ミシェル・ロドリゲス:表の顔はタコス売り、裏の顔は不法移民支援組織のリーダー“彼女” 

  
 
ロバート・デニーロ:不法移民弾圧を目論む悪徳議員マクラフリン
ドン・ジョンソン:不法移民に容赦はしない残忍な男ヴォン

  

スティーブン・セガール:アジア美女をはべらす残忍非道の麻薬王トーレス
ジェフ・フェイヒー:議員を裏で操る謎の男ブース

  

チーチ・マリン:マチェーテを助ける銃火器を操る聖職者パードレ
リンジー・ローハン:まさにビ■チ。修道服を盗み復讐に燃える

 荒涼とした薄汚れた町を舞台に汚くも美しい物語の舞台メキシコとテキサスの州境の街並み、衣装やクラシックカー、小道具などシンプルな物語の中に細部にわたりこだわったアイテムの数々も目を楽しませます。

 「グラインドハウス」のロバート・ロドリゲスが監督したフェイク予告「マチェーテ」以外では、ロブ・ゾンビが監督した予告「ナチ親衛隊の狼女」、エドガー・ライトが監督した「Don't/ドント」、イーライ・ロスが監督した「感謝祭」がありますが、どの作品ももしかして本映画化か!?などと噂のあるものですが、どの予告も普通はこういう映画には出演しないだろうというスターがどの作品にも登場していたのでもし本映画化されるとしたら是非観てみたいですね。にほんブログ村 映画ブログへ


「グラインドハウス」フェイク予告編動画記事

↓そしてその他の「グラインドハウス」関連ポスター。この汚した感じのポスター大好きです。

  
「マチェーテ」ティーザー          「グラインドハウス」二本立てポスター

  
「プラネット・テラー」             「デス・プルーフ」


| 鑑賞:ホラー系 | 11:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
貪欲海獣「ザ・グリード」

DEEP RISING 評価 7
 少し前に深夜に地上波で放送されていた映画「ザ・グリード」を観賞。初めて観ました。1998年の映画、公開当時は日本でも多少話題だったのかな、なんとなく覚えてるような覚えていないような…。テレビを点けると丁度映画が始まったところ、ちょっと夜も遅い時間だったので今から全編観るのはな、と思い冒頭を少しづつ観進めていくと、なかなか興味惹かれる展開。なかなか楽しめるので結局最後まで観ました。

 密輸船で依頼主から預かったものなどを指示された場所へ送る仕事を生業としている船長フィネガンと他二名の仲間。今回の仕事は目的を明かさない武装集団と爆弾を輸送中。この集団が何か良からぬ計画を企てていることは想像できたが金のために黙って仕事をこなす船長一行。しかし密輸船が何かにぶつかり故障。すると近くに東シナ海を優雅に航海中の豪華客船アルゴノーティカ号が…。武装集団は金持ちたちから金品を奪おうとフィネガンも人質に豪華客船に侵入。しかし中はもぬけの空。人の姿は忽然と消え去り、船内は滅茶苦茶になっていた…。



 という始まり。ちょっと映画の内容と反してポスターはホラーっぽい感じですが、海洋モンスターパニックアクション系な映画です。映画の冒頭は大惨事が起こる前のアルゴノーティカ号の優雅なパーティーシーンから始まります。アメリカ映画で、西洋人主催のクルージングだけど、お客様はアジア人が沢山、そしてパーティーの余興では日本太鼓の演奏など…。なんか気になっちゃう冒頭でした。そしてすぐさま登場するのが現在よりも若く美しいファムケ・ヤンセンが登場。



 「90分で3000人- 喰って、喰って、喰いまくれ!」というのは当時の日本のキャッチコピー…。
 「ザ・グリード」というタイトルですが、意味は“貪欲”。モンスターの名称でもあるそうですが本編ではその言葉は出ず。原題の「ディープ・ライジング」でも日本人受けはそんなに悪くないじゃないか、とも思います。

 大海に佇む豪華客船もの映画と言えば「タイタニック」や「ゴースト・シップ」「ポセイドン」など色々ありますが、個人的には客船ものは好きなジャンル。1998年ということは「ジュラシック・パーク」の数年後の映画になりますが、この映画も当時の最新CG技術で深海に潜む謎のクリーチャーをCGで描いています。今観てもさほど遜色のない立派なCGでした。CGにお金を掛けモンスターを作り上げ、お祭り気分の人間たちを襲い、生き残った少数のグループが船内狭しとモンスターから逃げ惑う。観ていてなんとなく「ジュラシック・パーク」を想像せずにはいられない、そんな映画です。

 主人公フィネガンを演じたトリート・ウィリアムスは来年公開の日本映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」に出演するらしいです。監督は「ハムナプトラ」、「ヴァン・ヘルシング」、「G.I.ジョー」のスティーヴン・ソマーズ。にほんブログ村 映画ブログへ

Amazon ザ・グリード [DVD]

| 鑑賞:ホラー系 | 00:01 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
ユアンの助演男優賞に一票「フィリップ、きみを愛してる!」
I LOVE YOU PHILLIP MORRIS 評価 8
 3月、日本でも劇場公開されたジム・キャリー、ユアン・マクレガー共演の実話をモチーフにしたラブコメディ。「フィリップ、きみを愛してる!」を観賞。上映時間97分、R-15+指定。実はこれヨーロッパ・コープ制作のフランス系映画。ですがアメリカ人が主人公のアメリカを舞台にした映画なので見た目は普通のハリウッド映画のよう。アメリカ合作なのかも知れませんが…。という訳で以外にもアメリカでの公開はまだされておらず、日本のほうが一足早く観客のもとへ、というとになります。全米での公開は12月3日。

 妻と子に恵まれ一見幸せそうな人生を送っているように見えた警官のスティーヴン・ラッセル。実は彼はゲイ。家族には隠れ二重の生活を送っていたのだが、あるときを境に自分に正直に、すべてをさらけ出して生きようと決心。妻にそのことを告げ二人は別居…。ゲイとして生きるにはお金が必要と警官を辞め詐欺師となり生活費を稼ぐスティーヴン。しかし警察に捕まってしまい刑務所送りに。そこで彼は運命の出会いを果たす。同じくゲイである純粋な男性フィリップ・モリスに…。



 というあらすじ。ジム・キャリーとユアン・マクレガーがゲイカップルを演じるというのが話題な映画。ジム・キャリーが演じるスティーヴン・ラッセルという元警官の男も実在の人物から。現在も懲役167年の刑で服役中なんだとか。そして彼はIQが高い。幾度となく成功させた脱獄の手段も、詐欺の手口も、なかなか誰しも出来るようなことではなく、頭の良さ、や喋り、演技など人を欺く天才。そんな彼の犯罪の歴史をユニークに描いた作品。

 全編通して笑いを含ませた映画ではなく、むしろ割とシリアスなんだけど、シリアスなところに突然笑いを放り込んでくるから逆に笑えてしまう。そしてなりより注目なのはユアン・マクレガーの演技。ジム・キャリーのキャラはゲイといってもパッと見も喋り方も普通の男な感じだが、ユアンは完全にゲイを全面に出した性質のキャラで、加えて心が綺麗で純真な性格をも持っている。そんな青年を演じたユアン・マクレガー。初めは少しひいてしまう。しかしわざとらしさはなく、完全にゲイ男性そのものになりきっている。後半のユアンが涙を流すシーンは上手過ぎて信じられないほど。これはもしかして助演男優賞ありだな、そんな演技でした。にほんブログ村 映画ブログへ

Amazon フィリップ、きみを愛してる! [DVD]
Amazon 輸入版サントラI LOVE YOU PHILLIP MORRIS
| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 16:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
夜も昼も私の騎士「ナイト&デイ」
KNIGHT AND DAY 評価 7
 またまた公開期間もそろそろ終了というところで劇場作品を観賞しました。トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演の「ナイト&デイ」です。シネコンなどは「ハリーポッターと死の秘宝」の公開でハコがとられてしまうので大型人気作品公開直前はどっと上映作品が減りますよね。全米では「トイ・ストーリー3」の公開週の次の週での公開でしたが初登場3位で、その後もまずまずな成績だったようですが思った以上に爆発ヒットにはならなかったようです。しかしながら日本ではさすがトム・クルーズ、キャメロン・ディアスという組み合わせ、日本でも認知度抜群の二人のアクションということもあってか、なかなかの集客だったように思います。観賞後のお客さんの反応も良かったです。

 二人の共演は2001年の「バニラ・スカイ」以来!。バニラではトム・クルーズはキャメロンそっちのけでキュートなペネロペ・クルスにゾッコンな役でしたが今回は相思相愛な二人が観れますね。

 カンザスから実家のボストンへ行くため空港へやって来たジューン。そこで彼女は偶然(?)ロイという男にぶつかる。そしてなぜか飛行機に搭乗できないアクシデントに…。どうにかして飛行機に乗ることができたジューン。そこにはロイの姿が…。ハンサムな笑顔に心奪われ恋の妄想を膨らませるジューンだったが、化粧室から客席に戻るとロイと何人かの死体が…。そしてロイは彼女にパイロットも死んでしまったことを告げる…。果たして彼は一体何者なのか…。



 という始まり。日本では洋画通の方以外は、おもに女性やカップルの動員が多いのでしょうか。ビッグネームの共演と二人の楽しい雰囲気は楽しめ、飛行機や車、バイクなどを駆使した派手な演出も拝め楽しい映画なんですが、個人的には興奮度からすると少し物足りなさも感じます。二人の演技と派手なシーン。それ以外は斬新な趣向や緻密な脚本ということではないかも知れません。最近は怪しいキャラが多いピーター・サースガードも今回も怪しい男で登場したり、「ダウト ~あるカトリック学校で~」で豪快な泣きの演技でアカデミー賞助演女優賞ノミネートを果たしたヴィオラ・デイヴィスも今作では打って変ってクールな役柄で登場してたり、筆者の好きな若手演技派「リトル・ミス・サンシャイン」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・ダノなんかも脇役で出演していたりと脇もなかなかクールなチョイスになっていますが、ちょっとヴィオラ・デイヴィスとポール・ダノの使い方が勿体ない、そう思いました。演技派三名の良いところがあまり出ていなかったですね、トムとキャメロン主体の映画なのでそれも仕方がないことですが、良い役者もチョイ役で使ってしまう、これも一応大型作品の魅力の一部かも知れないですね。にほんブログ村 映画ブログへ

Amazon オリジナル・サウンドトラック『ナイト&デイ』
| 鑑賞:エンタメ系 | 04:32 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
今だからこそこのレトロ感は貴重「トロン」
TRON 評価 7
 1982年公開のディズニー映画「トロン」を観賞。スクエアエニックスのゲーム「キングダムハーツII」にも登場してます。1982年と言えば、筆者が生まれた年です。この年はスピルバーグ氏の後世にも語られることになる大ヒット映画「ET」の公開もあり、「トロン」は興行的には割と失敗だったと評される映画だったようです。自分の生まれた年だし「トロン」は見た目のインパクトから前々から観ようと思っていた映画、結局観ることはありませんでしたが、2010年新作「トロン:レガシー」が公開されるということもあり、やっぱりこれを観るならオリジナル観ないと、とやっとレンタルできた「トロン」です。ちなみに翌年83年は東京ディズニーランド開園、ファミコン発売の年。

 単にリメイクだったらオリジナルを観なくても満足は出来そうな気もしますが、今回はリメイクではなく一応続編。で前作の内容を知ってる、知らないとでは明らかにレガシーの見方が、感動の仕方が変わってくると思ったので、前作を観てみましたが、これは、見方は絶対変わってきますね。レガシーを心待ちの方は前作は絶対観ておくべき。前作にメインで登場するジェフ・ブリッジスもレガシーに登場しますし。



 ソフトウェア会社のエンコム社に勤めていたケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)今では場末のゲームセンターでオーナーをやっていた。一方エンコム社ではフリンの開発したプログラムを盗み社長にまで上り詰めた男が社を牛耳っていた。それに耐えかねた元同僚たちはフリンに助けを求める。しかしフリンは罠にはまりコンピューターの電子の世界に入り込んでしまう…。

 という始まり。“電子の擬人化”。ユニークですね。一部の映画サイトのレビューや筆者の周りの昔からこの映画を知る一部の人は、この映画にあまり良い反応はしめしていないのですが、だから、まあ面白くなくても続編やるし、ユニークだからいいか、という簡単な気持ちで観るようにしたのですが、以外にも個人的には面白い映画だったんです。

 初期のCG映画といっても筆者が借りたのがリマスター版だったのか!?なかなかポリゴンな古臭さは全体を包んでますがそこまで子供だましではない。音楽の印象的で独特な世界はかなり不思議でじっと見つめてしまう場面も。劇中に登場するゲーム感覚な対戦も、当時の実際のパソコンゲーム、ファミコンゲームなどを感じさせ、今だからこその楽しみ方なのか、レトロレトロで懐かしいです。にほんブログ村 映画ブログへ

Amazon トロン [DVD]
| 鑑賞:エンタメ系 | 19:25 | comments(0) | trackbacks(2) | pookmark |
ほんわり温かい「スウィート・ノベンバー」
SWEET NOVEMBER 評価 7
 午後のロードショーで放送してました。キアヌ・リーヴス、シャーリーズ・セロン美男美女共演の11月恋愛ドラマ「スウィート・ノベンバー」を観賞。11月の午後のロードショーにぴったりな作品ですね。2001年の作品。
 当時からこの映画はもちろん知っておりましたが観るのは今日が初めて。というか今放送を観ながら感想を書いています。

 なかなか11月をフィーチャーし、タイトルにも11月と付いている映画は過去現在世界の映画多しと言えど、そんなにないとは思いますが12月じゃなく11月の寒く寂しい季節の温かいハート・ドラマはなんとなく嬉しいですね。1968年の映画「今宵かぎりの恋」、原題は同名のリメイク作品だそうです。
 シャーリーズ・セロンはとっても美人で、最近ユニクロの広告にも登場し目に華やかですが、筆者もとっても好きなのでこの映画のシャーリーズにも目が行きますが、ショートカットのせいもあるけど、現在のシャーリーズ・セロンとはなんとなく雰囲気違く感じました。
 キアヌ・リーヴスも好きですが、この映画、「マトリックス」(1999)と「マトリックス:リローデッド」(2003)のあいだに公開された映画だったんですね。映画で当時を思い出すとなんとなく懐かしい…。それにしても大ヒットSFアクションのあいだにロマンスとは流石。オリジナル版のポスターはこんなデザインだったんですね。それと邦題、ノーベンバーではなく、ノベンバーにした方のセンスもグー。



 広告代理店勤務のエリート社員ネルソンは、ある日、ちょっと性格の変わった活発な女性サラと出会う。「今日で10月は終わり、あなた私の11月にならない?」と意味不明なことを言い私がいればあなたの問題も解決できるとネルソンとの交際を持ちかける彼女。美人だが君みたいな女性は初めてだ、どうかしてるとサラを突き放すネルソンだが、今まで自分になかったものを持つ彼女にネルソンは少しづつ惹かれていく…。そしてサラはここ1年、毎月毎月、男性と交際しひと月経つと別れるということを繰り返しているということを告げる…。

 まさにシャーリーズ・セロン演じるサラは美人だけど見た目も性格も風変り、出会ってそうそう私の11月にならない?と言って私毎月男と暮らし別れてるの、とくれば大抵の男性は身構えるし、ひいてしまう。キアヌ演じるネルソンもサラを突っぱねるが、ハリウッド映画で、美人なのに訳の分からない経緯を持つ人物と言えば…、だいたい展開は予想できそうですね。

 しかし寒い11月にぴったりな暖房とはいかなくてもオシャレで、マッチの火のように温まる映画です。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:エンタメ系 | 00:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ロバート・デニーロ アル・パチーノ共演「ボーダー」
RIGHTEOUS KILL 評価 7
 タイトルの「ライチャス・キル」は「正当な殺人」みたいな意味があるようです。ロバート・デニーロとアル・パチーノ共演というのが話題のミステリーサスペンス、日本題「ボーダー」を観賞。“ボーダー”というタイトル、あまりにも漠然としていますが、個人的には嫌いじゃありません。
 2008年制作映画で、日本でも少数ながらも劇場公開されました。

 ニューヨーク市警のベテラン刑事、タークとルースター。彼らはお互いを尊敬し合う長年連れ添ってきた信頼のパートナー。正義感が強いため熱くなりがちなタークに対し、冷静沈着なルースター。多くの事件を解決してきた彼らだが、重犯罪者にも関わらず法律を盾に警察の追及を逃れてきた人物が連続して殺されるという連続殺人事件に手をやいていた。やがて犯人は警察関係者ではないかという疑問が生じ、その目はタークへと向けられる…。



 という始まり。ロバート・デニーロ、アル・パチーノ共演というのはやはり魅力的、だけど監督が2008年の「88ミニッツ」の人(ジョン・アブネット)というのはちょっとネックだったのですが、「88ミニッツ」レベルの映画ではなかったですね。「88ミニッツ」よりは良かったです。観賞したのは二カ月くらい前のことなので細かいところを少しづつ忘れそうですが…。

 共演はロバート・デニーロの恋人であり二人の同僚の刑事にカーラ・グギノ。2008年の「フローズン・リバー」でアカデミー賞の主演女優賞ノミネートも果たしたメリッサ・レオが脇役で登場したりします。

 ロバート・デニーロ演じるタークに連続殺人の疑いが掛り、それでも殺人が発生。演出もちょっと変わってて犯人当てや、ただのクライムドラマとはちょっと異なり、とりあえず“ロバート・デニーロは犯人です”みたいな状況でずっと展開されます。なので観てるほうとしては、あれ?オチ丸だし?これでいいのかな?という狼狽せずにはいられない状態なのですが、そのまま観ているとなんとなく分かってくるんですね、最後に用意された本当のオチが。そんな映画です。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:エンタメ系 | 14:51 | comments(1) | trackbacks(2) | pookmark |
より悪か、より善か「クロッシング」
BROOKLYN'S FINEST 評価 8
 「クロッシング」というとどうしても韓国の脱北者を描いた映画を連想してしまいますが、「エクスペンダブルズ」に引き続きR-15+映画「クロッシング」を横浜の劇場で観賞。ブルックリンズ・ファイネスト。FINEST。意味を調べると“ニューヨークの警官”を差す言葉のようです。ブルックリンのニューヨーク市警官たち。そんなストレートなタイトルのようです。

 ニューヨーク、ブルックリン。低所得者が多く住み、また最も犯罪の多い地域とも言えるBK公営住宅周辺地域。間もなく定年を迎える警官のエディ(リチャード・ギア)は日々の業務を無難にこなしてきたが最後に犯罪多発地区での新人研修を任される。麻薬捜査官のサル(イーサン・ホーク)は日々危険な職務をこなすが給料は安く病気の妻、沢山の子供たちのためにどうしても今のボロ屋から越したい、その執着のため職権を乱用し始める…。長年ギャングの潜入捜査を続けているタンゴ(ドン・チードル)は今まで自分の生活を犠牲にしてきたために潜入の仕事を辞めたい。しかし上司から最後に昇進と引き換えにギャングのボスでありタンゴの命の恩人でもある男(ヱズリー・スナイプス)へのおとり捜査の指示があり…。

 というブルックリンの犯罪多発区域で働く三人のニューヨーク市警官たちの三者三様の物語を変わる変わる進行させ、ときおりクロッシング、交差させ、リアルに、警官と言ったって人間なので善悪ハッキリしていないのは当然、より悪か、より善か、どっちかに偏っているだけ、そんな三者をベテラン俳優三人に演じてもらった痛恨のクライムドラマ。クロッシングいうだけあって決して三人は混じらないんですね、すれ違い、交差するだけ。



 ごくたまに上のようなリチャード・ギアとイーサン・ホークが同じ画面に登場するシーンはありますが、三人は顔見知りでの何でもないので殆ど赤の他人。三人のベテランが同じスクリーンに登場する場面はほんのわずか。筆者的にはこの掲示板のシーン好きです。細かい演出、しかけを観て感動する映画でもあります。

 三人の役のどの物語をとってもそれなりに一本の映画としても観れるくらいなストーリーで、それが変わる変わる同時進行していきますが、どのストーリーも飽きさせない。それからの中盤での盛り上がらせ方、上手です。にほんブログ村 映画ブログへ
| 鑑賞:エンタメ系 | 20:16 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
エクスカーション エクスプロージョン「エクスペンダブルズ」
THE EXPENDABLES 評価 7
 2週連続全米興収チャート1位、現在日本でも公開中のシルヴェスター・スタローン監督主演新作、消耗品チームの活躍を描いた「エクスペンダブルズ」を観賞。「ランボー」の続編はもう作らないと言ってしまったスタローンさんですが、是非この「エクスペンダブルズ」はシリーズ化して貰いたい、毎回豪華で粋なゲストを用意してファンを楽しませて欲しい。そう思える映画でした。

 戦闘のエキスパートであるバーニー・ロスを筆頭に少数精鋭で活動する傭兵チーム“エクスペンダブルズ”。ソマリアで人質救出に成功した彼らに新たな仕事の依頼が…。南米の島国を牛耳っている独裁者の将軍の暗殺という厄介な仕事だった。すぐに現地で偵察を開始するバーニーとリー。そこで二人は将軍の娘でありながらも独裁政府に反発するサンドラを出会う。しかしバーニーは仕事の依頼主の陰謀に感づき…。

 というストーリー。まだまだすごい肉体だったシルヴェスター・スタローンの元に集まったスター達。現在のアクションスターの代表とも言える人気者のジェイソン・ステイサム。「シン・シティ」以降再び精力的に活躍する俳優ミッキー・ローク。アジアを代表するアクションスター、ジェット・リー。「ロッキー」以降数々のアクション映画に出演しているドルフ・ラングレン。そして格闘家のランディ・クートゥア、「監獄島」で映画主演も果たしているWWEのスター、スティーブ・オースティン。オースティンは今回は悪役だけど、このスペシャルチームからなるエクスペンダブルズ。そこへほぼゲスト的出演のブルース・ウィリスと完璧なゲスト出演である現カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツネガー出演という大サービス。これは映画好きならたとえ映画の内容がどうとあれ、どうしてもほくそ笑んでしまうナイス演出ですよね。シュワちゃんの登場シーンは個人的には正直カッコイイとは思わなかったけど、やっぱりほくそ笑みますね。ストーリーや細かな演出は二の次。



 スタローン氏はスティーブン・セガールにも出演依頼を出したそうだけど、残念ながらそれは叶わなかったですね。セガールはスタローンのことをたまに悪く言ったりしているみたいなのでやっぱり出たくないのでしょうか。ジャン・クロード・ヴァンダムなんかもかなりエクスペンダブルズですよね。出演依頼したのかな?。探せば、エクスペンダブルズなスターが海外には沢山いそうですね。日本人としてはショー・コスギさんとかエクスペンダブルズだと思うのですが。ウェズリー・スナイプス?ジャッキー・チェン?ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン?ジョン・シナ?アクションスターじゃないけどウーピー・ゴールドバーグとか今だからできる往年のスターの共演など想像するだけでわくわくします。にほんブログ村 映画ブログへ


  


| 鑑賞:エンタメ系 | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
悪魔的女子高生「ジェニファーズ・ボディ」
JENNIFER'S BODY 評価 7
 連続してホラー映画を観賞しております。
 「トランスフォーマー」の第三作目降板のミーガン・フォックスと「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド主演の美少女キラーホラー「ジェニファーズ・ボディ」を観賞。B級に傾いた映画かと思い、それでも全然観たかったけど、観てみるとかなり映画的にも良い。学園一のモテ美少女が悪魔にとりつかれ、男子生徒を襲う、という奇抜な映画だけど、「JUNO」の脚本家(ディアブロ・コディ)が受賞以来初の脚本を手掛けた映画だけに、現代の女子高校生の雰囲気、やりとり、が良くドラマな部分も観れる。監督は「ガール・ファイト」、「イーオン・フラックス」などヒロインものがお得意な、日本の血も持つカリン・クサマ。

 アメリカ、田舎町、デビルズ・ケルト。この町に通う女子高生ジェニファーとニーディは大親友。モデル級のルックスで小悪魔的なジェニファーとメガネを掛けた純情なニーディ。二人は正反対。ある日二人はインディズ・バンドがライブを催すという地元の酒場へ行く。そこで突然の火事。一気に炎は広がり大惨事となる。上手く避難できた二人だがジェニファーはバンドのヴォーカルに誘われてそのまま姿を消してしまう…。火事騒動で落ち込ませるニーディ、帰宅した彼女は自宅で恐ろしい姿のジェニファーを目撃する…。目を疑うニーディ。しかし翌日ジェニファーは何食わぬ顔でやってきた。



 という始まり。「トランスフォーマー リベンジ」と同時にこの「ジェニファーズ・ボディ」でも一応ラジー賞対象となっているミーガン・フォックス。確かに分からなくもない。ジェニファー役のミーガンはスタイル抜群でとってもセクシーなんだけど、もう一人の主人公ニーディを演じているアマンダ・セイフライドもなかなかグー。

 映像の現代映画らしくなかなか洒落てて、美女が、美少女が、若い男たちを色気を用いて襲う、というジャンルは昔から「スピーシーズ」などありますが、ここ最近ではメジャー作品ではあまり観ないようなジャンルのホラー映画なので映像、脚本も含め、ホラーとして意外と楽しめます。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:ホラー系 | 17:52 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
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