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怪物TVムービー1「新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟
MONGOLIAN DEATH WORM 評価 5
 アメリカのsyfyというTVチャンネルで放送されたsyfyオリジナルTVムービーが気になる。2000年代は以前からこの手の作品が作られ、日本でも日本向けにタイトルを変えレンタルやセルリリースされている。特にこのsyfy製作のUMAや伝説上のクリーチャーをメインにした作品に惹かれる。今回は「新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟」を観賞。原題は「MONGOLIAN DEATH WORM」。タイトルも余計な言葉はくっ付けず、クリーチャーの名前のみというのもこのシリーズに惹かれる一因。

 モンゴルで幻のチンギス・ハンの隠し財宝を探しているトレジャーハンターのデビッドは車の故障で立ち往生しているボランティア医師団の一員アリシアと出会う。初めは両者の目的が噛み合わず仲違いをするがその地に伝わる未確認生物モンゴリアン・デス・ワームの襲撃に遭い協力する…。



 という始まり。1989年ケヴィン・ベーコン主演の「トレマーズ」とはもちろん関係はない。主演のショーン・パトリック・フラナリーという俳優は主にTV畑で活躍している俳優みたいだが、調べると「ソウ ザ・ファイナル3D」のキーパーソン、ボビー・デイゲンを演じた俳優のようだ。こちらの「モンゴリアン・デス・ワーム」もソウ同様2010年の作品。

 ※モンゴリアン・デス・ワームとは、ゴビ砂漠周辺に生息している?とされる巨大なミミズのような未確認動物。地元ではオルゴイコルコイとも呼ばれている。(あくまでUMAです)
 ※日本ではUFO(未確認飛行物体)にちなんでUMAという言葉が有名ですが、これは日本人による造語のようで英語ではcryptid(クリプティッド)と呼ぶようです。有名なところではネッシー(ロッホ・ネス・モンスター)、イエティ、ビッグフッド、モスマン、フライング・ヒューマノイド、チュパカブラ、などがありますね。日本の妖怪・河童もUMAと言えなくもありません。

 さて作品はTVムービーだが予想以上にCGはしっかりしている。巨額を掛けたハリウッドの映画作品に比べると少しはチープに感じるが、日本のTV作品でここまでCGに頑張っている作品はなかなかないだろう。一昔前に比べ、TV作品にも掛けられる費用が上がっているのだろうか。

 ただ個人的には最近のハリウッド映画作品では、UMAとかクリーチャーがドーンと出てきて、逃げ惑って戦って、やっつけてハイおしまい。という作品は、なかなか今さら作ったり公開したりはないと思うので、そんな映画もたまには観たいな、という欲求に応えてくれるのが嬉しいが、問題はそれだけで、まさにUMA登場、逃げる、犠牲者が次々と、そして戦って、終わり、というまさにそれだけなので、内容だけみると、誰もが楽しめるものでは全くないのだが、個人的にはUMAで有名なモンゴリアン・デス・ワームの映画を観た、ただそれだけで満足。※ポスターのシーンはありません。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:劇場未公開映画 | 01:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
増える若女「富江 アンリミテッド」
TOMIE UNLIMITED 評価 6
 シリーズ8作目「富江 アンリミテッド」を観賞。マンガ家・伊藤潤二氏の原作はどれも好きで、この富江も好きな作品の一つですが、映画版を観るのはこれが初めて。菅野美穂や宝生舞、酒井美紀が富江を演じてるというのは、以前から話題として知っていたけど、映画は観たことが無かった。

 この作品地元のGEOとTSUTAYAではなぜか置いてなったんですけど、なぜでしょう。監督は「片腕マシンガール」、「ロボゲイシャ」、「電人ザボーガー」の井口昇監督。どの映画も観てないけど、以前から興味はあって予告とかは観たことありますが、それらを彷彿とさせる、グロテスクな作りものが「富江 アンリミテッド」にも登場します。またCSも豊富です。不気味、グロテスクに増殖する富江を、CGと気持ちの悪い作りもので、再現。



 写真部の月子は富江という名の美しい姉がいる。ある日美しい姉を写真に収めていると上から鉄骨が降ってきて富江に突き刺さり、姉は死んでしまう。一年後、死んだはずの富江が何食わぬ顔で帰ってきた。動揺しつつ娘の帰宅に喜ぶ両親。月子も例外ではなかったが、姉の様子に疑問を抱く。そして生き返った富江の行動は周囲を巻き込み…。

 という始まり。原作の“富江”とは長い黒髪の顔の整った美しい女。富江と出会う男はたちまち富江の虜になり、狂っていく。そして男たちはなぜか富江を殺したいという衝動に駆られるようになり、無残にも殺された富江は、たとえ体をバラバラにされようとも、それぞれの体の一部が富江となり、生き返り、増殖していく。という設定の少女。

 長いシリーズの中で比較的原作に忠実と言われている本作。確かに原作と同様の場面がチラホラ登場する。なかなか今までも、他の国でも、こういったホラーはないだろうな、という仕掛けや演出も原作を彷彿とさせるところもしばしばあるが、全てが原作同様ということではなく、脱線しているように思えるところもあるので、映画ならでは、の部分も多い。にほんブログ村 映画ブログへ

 1. 富江 tomie (1999) 菅野美穂
 2. 富江 replay (2000) 宝生舞 窪塚洋介
 3. 富江 re-birth (2001) 酒井美紀 妻夫木聡
 4. 富江 最終章 ~禁断の果実~ (2002) 安藤希 宮崎あおい 
 5. 富江 BIGINNING (2005) 松本莉緒
 6. 富江 REVENGE (2005) 伴杏里
 7. 富江VS富江 (2007) あびる優/松岡恵望子
 8. 富江 アンリミテッド (2011) 仲村みう

 ※太字は富江役

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| 鑑賞:ホラー系 | 00:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
恐怖に斧斧け「HATCHET After Days ハチェット アフターデイズ
HATCHET II 評価 6
 低予算殺人鬼ホラーだけど前回一部話題をさらった映画「HATCHET/ハチェット」(2006)の続編「HATCHET Ahter Days/ハチェット アフターデイズ」観賞。タイトルもうちょっとコンパクトにならないのかな。原題「HATCHET II」、続編「HATCHET III」も来年公開予定。

 監督はアダム・グリーンという監督のようですが、前作、日本では劇場未公開ですが“斧(ハチェット)”のポスターが気になったのでレンタル観賞しました。アメリカはもとい、日本でも一部で話題の映画のようですが、筆者的には前作は、そんなに楽しめなった。本当に低予算で、ジェイソンやフレディなどの往年の殺人鬼映画をインスパイアしているのだけれど、殺人鬼の登場の仕方とか殺害の仕方とか、いろいろチープに見えてしまって…。しかし実は前作、殺人鬼ビクターを演じていたのは「13日の金曜日」(7作目以降)のジェイソン・ボーヒーズを演じていた俳優(ケイン・ホッダー)だったとか。「エルム街の悪夢」のフレディ・クルーガーを演じていたロバート・イングランドも出演しているし、「キャンディマン」の殺人鬼を演じていたというトニー・ドットも出演。実は往年ホラーファンにとってもある意味楽しみところのあるオマージュ映画だったんですね。



 個人的に「ハチェット」は楽しめなかったけど、アダム・グリーンが2010年手掛けた「フローズン」はかなり好きな映画。だけに「ハチェットII」はお金も前より掛っているだろうし、そこそこ楽しめるのではと思いながらの観賞でした、が、思った通り個人的には前作より楽しめました。やっぱり前作より多少お金が掛ってます。これくらいの感じが好みです。しかも殺人鬼ビクター・クロウリーのエピソードも前作以上にあり、前半部にあるTVの映像に「フローズン」に登場した女優エマ・ベルがカメオ出演しているのもおもしろい。「ハチェット」と「フローズン」は同じ世界観なんですね。ただB級ホラーには変わりないので、B級ホラー好きが楽しむ映画に変わりはありません。にほんブログ村 映画ブログへ



 あらすじは、過去にビクター・クロウリーという奇形の子供が心ないいたずらで死を遂げ、今尚ビクターの呪いが存在するという恐怖スポットの沼地で違法にクルーズツアーを企画しているショップに例の沼で父と兄を亡くした娘が、もう一度ツアーに連れて行けということで、男手を集め再びビクターがいる沼地へ行くという簡単な物語。前作からまさに直後の物語。



トレーラー

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| 鑑賞:ホラー系 | 01:38 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
許さん...「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」
I SPIT ON YOUR GRAVE 評価 6
 「お前たちの墓に唾を吐いてやる」というタイトルの1978年の同名作品(邦題は「発情アニマル」)の2010年のリメイク作品「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」を観賞。

 若い作家のジェニファーは田舎町までやってきて執筆のため森の中にある別荘をレンタルする。野卑で粗暴な地元の男たちはスタンドで給油中のジェニファーをからかうが、そっけない態度を獲られる。ジェニファーが一人で別荘にいることを知った男たちはジェニファーを脅し、乱暴の挙句、集団でレイプする。そして最後には生かしておけなくなったジェニファーを殺害しようとするがジェニファーは川に身を投げる。しかしジェニファーは死ななかった!自分をボロボロにしたあの男たちに制裁を下すためジェニファーの真の復讐がはじまる。



 という映画です。その昔にB級ホラー界でちょっと流行したジャンルの女性が襲われからの復讐もの。先駆的映画は72年ウェス・クレイヴン監督の「鮮血の美学」でしょうか。2010年にリメイクされた「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト」も観賞済み。

 紅一点の事件の凄惨の被害者でありのちの残忍な復讐者ジェニファー・ヒルズを演じたセーラ・バトラーという女優がとても好演でした。前半はとても無残な場面が続きますが、後半、復讐の鬼として登場するところは、この映画の醍醐味でもあるけど、観ててスカッとします。ジェニファーを襲う地元の男たちが心底悪役に徹しているというのも、後半の復讐シーンに活かされますからね。全然万人オススメ映画ではないけど、満足のいく作品です。ただ映画は映画、現実問題こういったことが起こるのは到底許されることではありませんが。だからこその復讐。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:ホラー系 | 23:59 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
犯人はこの中にいる「赤ずきん」
RED RIDINF HOOD 評価 7
 グリム童話にある有名作品「赤ずきん」をモチーフにしたゴシックミステリーその名も「赤ずきん」を観賞。広い目でホラーとも言える作品ですね。主演は「マンマ・ミーア!」以降「ジェニファーズ・ボディ」、「クロエ」、「ジュリエットからの手紙」、「親愛なるきみへ」、「TIME/タイム」とノリにノッているアマンダ・セイフライド。重要なキャラをゲイリー・オールドマンが演じ、その他映画出演は浅いイケメン俳優シャイロー・フェルナンデスとマックス・アイアンズ二人、と赤ずきんの母役にヴァージニア・マドセンなど。イケメン二人が赤ずきんを取り合う感じは「トワイライト」が好きそうな客層を狙ってのことでしょうか。

 またグリム童話ではないけど昔々の児童文学「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を改めてティム・バートンが映画化した「アリス・イン・ワンダーランド」が昨年話題となりましたが、今まで幾度と映像化されてきた古き児童文学もまた今の技術、今の解釈で映像化したらヒットするんじゃなかろうか、というハリウッドの流行なのでしょうか、真相はどうあれ、確かに現在のCG技術で映像化された童話の世界とか、今までの観念に囚われたない新たなテイストを加味された最新童話映画、と聞くと興味が湧きます。少し前ではテリー・ギリアムの「ブラザーズ・グリム」がありましたが、最近ではディズニーアニメ「ラプンツェル」、ユニバーサルが製作中の「白雪姫」を題材にした実写映画「SNOW WHITE AND THE HUTSMAN」や、2009年のフランス映画「青髭(あおひげ)」などがありますね。個人的には「ブレーメンの音楽隊」をCGアニメでやって欲しい。



 物語はヴァレリー(赤ずきん)が住む雪に覆われた小さな村で殺人が起こる。被害者はヴァレリーの姉だった。ヴァレリーにとっては裕福な家庭の一人息子との縁談が決まった直後だった。しかしヴァレリーには心に決めた人が…。村では事件は狼の仕業だと男衆を集め狼狩りが始まる。しかし知らせを受け村にやってきた高名なソロモン神父は、これは狼ではなく、人狼の仕業でありその人狼は村に住む者の誰かだと宣言。以降村人たちは疑心暗鬼に陥ってしまう。

 村人の誰かが人狼で、残忍な行為を行っている。そしてその犯人とは一体誰か、というミステリー仕立てで犯人当てを楽しめる映画ですが、筆者は中盤で、ははーん、ヒントもあったし犯人はあいつだ!と犯人を特定して観ていました。結果ハズレてしまいました。

 ちょっとダーク路線な赤ずきんであるけど、赤ずきんと二人の男のロマンスがメインでもあり、そして犯人当て、ワーナーブラザーズらしい?美しい映像、そして原作を意識した演出などもあり、都合の良い演出も目立ちますが、個人的には楽しめる映画でした。にほんブログ村 映画ブログへ





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| 鑑賞:ホラー系 | 23:24 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
出会った頃は輝いていた「ブルーバレンタイン」
BLUE VALENTINE 評価 7
 2010年のロマンス映画「ブルーバレンタイン」を観賞。タイトルとこのポスターがなんと言っても良い。この映画では主演のミシェル・ウィリアムズはアカデミー賞の主演女優賞5人のうちの一人にノミネート、ミシェル・ウィリアムズは2011年の映画「MY WEEK WITH MARILYN」でマリリン・モンローを演じ再び主演女優賞ノミネートが期待されています。ノミネートはほぼ確定かも。同じく主演のライアン・ゴズリングもアカデミー賞ではノミネートはありませんでしたが、他の映画賞などでノミネートされるなど評価を得ています。ライアン・ゴズリングは2011年のジョージ・クルーニーが監督した映画で主演を演じまた評価を得ています。



 結婚7年目の夫婦ディーンとシンディ。二人の間には愛らしい一人娘がいる。出会った頃の二人は輝いていた。しかし年を数えるごとに深まっていく二人の心の溝。娘にとって善き父でもあり、決してシンディに手をあげることはないが、朝から酒を飲み、適当に仕事をしているディーンにシンディは嫌気がさし、ディーンはシンディがなぜ今の生活の改善を求めたり、向上を図ろうとするのかが分からなかった。そしてそんな険悪な日々を振り払おうとディーンはある夜ホテルへと誘う…。

 という物語。“一組のカップルの愛のはじまりと終焉をリアルに且つ痛切に描く感動ドラマ”と言う説明がありますが、まさにその通り。映画冒頭では頭髪が後退している少し老けたライアン・ゴズリングと見るからに疲れがたまっている妻ミシェル・ウィリアムズが登場する。明らかに険悪な関係ではなく、わだかまりや鬱憤が溜まっているけど、それはまだ爆発しないでいる微妙な倦怠感がテレビ画面からむわむわ伝わってきます。二人の演技がとても自然体、倦怠、リアルなんです。

 そして合間に7年前の今よりも心も体も若く健康だった、二人の出会いなどが挟み込まれ、そしてまた現在のギクシャクした二人、キラキラした二人と交互に映しだし、二人の恋のはじまりから終焉をまざまざと見せ付けられます。この世に数えきれないくらいのカップルがいて、年をとり、今尚夫婦である、離れ離れになったりと人それぞれの物語がありますが、どのカップルも出会いはキラキラ輝いていたのだな、と心が洗われます。ただ個人的には映像のスピードが遅いので少し退屈に感じました。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 22:39 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
記念すべき最初の授業「X-MEN ファースト・ジェネレーション
X-MEN: FIRST CLASS 評価 7
 「X-MEN ファースト・ジェネレーション」観賞。原題はファースト・クラス。X-MENの正義と悪、プロフェッサーXとマグニートーの若き日の出会い、そしてX-MENという組織が誕生するきっかけ、そして最初のクラスの奮闘を描いた物語なので、ファースト・クラス。

 米ソ冷戦の1960年代。後にX-MENを組織するプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアは強力なテレパスを生まれ持つミュータントだった。青年になったチャールズは幼少時に出会ったミュータントの少女レイブン(ミスティーク)とともに他にも自分たちと同じ状況で悩んでいる者がきっといると考える。一方幼少期のエリック、後のマグニートーは軍の捕虜収容所で母を殺され、無残な人生を歩んできたが青年になり、母を殺した男に復讐を計画する。そして若き二人は出会い、協力し、国に散らばるミュータントたちを集めるのだが…。



 という始まり。最近のアメリカ映画や、ゲームなどで目にする、実際の歴史を描きつつ、もし、あのときこうだったら、別の未来が現在へ続いていた、とか、あの歴史的事件の裏では、実はこんな不思議なことが、実はヒーローの活躍が、のような演出が度々ありますが、このX-MENも、米ソ冷戦、そいてキューバ危機、の裏では実はミュータントと呼ばれる者たちの暗躍や活躍があった、というような、映画になってますね。そういうSFチックな演出はロマンがあって好きです。


 
 X-MENを集結させる物語ですが、その前にこの映画を作るために、かなり贅沢というか、かなり注目度のある俳優を集めたなという感じです。主演のジェームズ・マカヴォイは言うまでもありませんが、若きマグニートー役のマイケル・ファスベンダーは「イングロリアス・バスターズ」などに出演し、新作「SHAME」では主演男優賞候補。悪役セバスチャン役はベテランのケヴィン・ベーコン、“エマ・フロスト”役は人気ドラマ「マッドメン」で急上昇のジャニアリー・ジョーンズ、若き日のミスティークは「ウィンターズ・ボーン」で注目のジェニファー・ローレンス、若き日のビーストは「シングルマン」で注目のニコラス・ホルト、翅のミュータント、エンジェルはレニー・クラヴィッツの娘、ゾーイ・クラヴィッツ、などなどなど、脇役も「24」のアーロン・ピアーズ護衛官でお馴染みのグレン・モーシャワー、「2012」などの名子役モーガン・リリーとか、キャスティングが力入り過ぎている。

 更にカメオ出演、ウルヴァリンのあの人、とか、個人的にはミスティークがすきなので一瞬だけレベッカ・ローミンが登場したときは贅沢だなーと思いました。にほんブログ村 映画ブログへ



X-MEN シリーズポスター


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エンディングで流れる Take That の Love Love
| 鑑賞:エンタメ系 | 04:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アイランドへ連れてって「わたしを離さないで」
NEVER LET ME GO 評価 7 
 これ公開時に劇場で観たかった映画です。予告編を観た段階で、雰囲気、色、景色、好きなタイプの映画だと思ってました。長崎出身のイギリス人カズオ・イシグロ原作映画「わたしを離さないで」観賞。“今まで映画で描かれたことのない秘密”というキャッチコピーも気になりましたが、その“秘密”がどこのことを言っているのか、分からないけど、個人的にはあからさまには、そんな秘密はなかったような気がするけど、まあ所詮キャッチコピーですからね。それは置いといて。しかしストーリーというより、映像や役者の佇まい、細かなキャラクターや設定、建物などの描写のほうに、興味を惹かれる映画でしたね。とくにシャーロット・ランプリングが、若いころの美しい最盛の頃は知らないけど、現在のあの方の存在感、に魅力を感じる。



 緑豊かな田園地の奥に荘厳と立つ寄宿舎“ヘームシャル”そこには少年少女たちが厳しい規律の下暮らしていた。仲好しの三人組キャシー、ルース、トミーはそこで育ち、やがて青年になっていくのだが、三人の中の恋愛感情が次第に大きくなり、そして寄宿舎を卒業する日が近づいていた。今まで一度も外に出たことのない寄宿舎の子供たちに待ち受けるものとは…。

 というような物語ですが。私が思う、この映画の“秘密”部分は割と映画の中盤位に打ち明けられる、というか、勘の良いひとなら、前半部分から、いやあらすじだけでも予想はつくかも知れないけど、公式のあらすじや、予告編などではその“秘密”部分は伏せられているので、やっぱりそこはネタバレになってしまうので、書かないほうが良いということですね。でもオチじゃなくて、序盤の後半あたりでそれは明かされるんですけどね。大まかな流れはマイケル・ベイ監督のあのSF映画と同じではないでしょうか。こちらの原作のほうが先だから…。

 あとは見所は「17歳の肖像」のキャリー・マリガン、「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド、「つぐない」のキーラ・ナイトレイの共演ですね。シャーロット・ランプリングは忘れてはならないけど。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 03:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
生者より死者のほうが圧倒的に多い「ヒア アフター」
HEREAFTER 評価 8
 “HEREAFTER”意味は未来、来世、あの世。クリント・イーストウッド監督、マッド・デイモン主演「ヒア アフター」を観賞。震災直後は以降公開予定だった映画が、様々な理由で公開延期、公開中止になりましたが、今作は2月公開映画だったので、公開中の映画でしたが、映画の冒頭にリゾートを襲う大津波のシーンがあったため、急遽公開終了となった作品。これはもう仕方のないことですが、CGで再現された津波の場面は、本物の津波の映像を幾度となく見たあとだけに、ほんの少しの違和感も感じつつ、それでも津波が町を襲うシーンや町の残骸を見て、東北の津波の映像を連想してしまい、どうにも沈黙してしまう。そんな場面でした。

 パリで働くフランス人ジャーナリストのマリーは恋人と東南アジアのリゾートでバカンス中に津波の被害に遭い、九死に一生を得る。死の淵をさまよっていたときに不思議な現象を体験し、今まで興味を示さなかった霊的な事象を調べるようになり周囲を困惑させる。一方サンフランシスコでは元霊能者のジョージは霊能力のせいで自分の人生はダメになったと、能力を封印し生活をしていた。ロンドンに住む双子の少年マーカスとジェイソン。不運な事故で兄ジェイソンが亡くなり、弟マーカスは兄が恋しく霊能者探しを始める。



 という三者の物語を紡ぎ合わせた作品。霊能力を扱った作品だけど、霊能力の存在はメインではあるけど、それは人間を描くきっかけに過ぎず、やっぱり、クリント・イーストウッド監督が描く、美しく、儚い人間ドラマになっている。次回作はレオナルド・ディカプリオ主演の伝記ものだが、「グラン・トリノ」、「チェンジリング」、「硫黄島からの手紙」、「インビクタス」、「ミリオンダラー・ベイビー」最近の作品は、どの作品も哀しみが詰った作品だけど、観終わったあとの後味の良い、良い映画ばかりだ。次回作も絶対期待できる。

 さて、まもなく人類の総人口が70億人を突破するようですが、今現在地球上にいる人間がおよそ70億。しかし過去この星にいた人間の数はその何倍、何十倍、百倍以上かも知れませんが、今生きてる人間より、死んでしまったひとのほうが圧倒的に多いこの状況、幽霊、霊能者、霊能力、科学的には証明されてはいませんが、霊的な存在を信じる、またはいるかも知れないと思うことはあるようですが、死んでしまったひとのほうが多いはずのこの世界では、一行に霊的なものの正体の発見や、証拠、目撃が圧倒的に少ない、否、殆どないというのは、ちょっと不思議だなぁと、最近、霊的なものにちょっと懐疑的な筆者です。

 だけどそれとは別にホラー映画はホラー映画として楽しむのですが。
 ヒロインはフランス人女優セシル・ドゥ・フランスですが、マッド・デイモン演じるジョージと料理教室で知り合う女性を演じるブライス・ダラス・ハワードの登場が個人的には嬉しい。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 02:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2012年 第84回アカデミー賞 ノミネート作品 有力候補作品・・・
 2012年発表の第84回アカデミー賞の作品賞有力候補などが浮かび上がっております。来年発表のアカデミー賞は前回、前々回と異なり、作品賞は10本ではなく、5本以上10以下で対象作品の数で変わってくるようですね。にほんブログ村 映画ブログへ

 前回のアカデミー賞 第83回 ノミネート作品観賞状況


THE ARTIST/アーティスト

 フランス系?ミシェル・アザナヴィシウス監督の「THE ARTIST」はノミネートかなり固いようだ。アメリカでの方々でのオスカー予想も、最初はこの映画の名前は挙っていなかったけど、この映画の発表が遅かったせいか、最近の方々の予想では、必ずこのアーティストという映画が挙っている。この映画の主演俳優のジャン・デュジャルダンという俳優も主演男優賞予想に挙っている。というか監督も役者も外国人では?普通、外国語映画部門なのではと思うが、それらを超越して素晴らしいこのなのか、とりあえずトレーラーを観てみる。
(トレーラーを観てみた。)
 サ…サイレント! サイレント映画なので言葉は関係ないんですね。ここに来てクラシックな映画を作り上げたんですね、これは、やられた、と思ったハリウッドの監督いたんじゃないでしょうか、舞台はアメリカかな、脇役にはジョン・グッドマンやミッシー・パイルなどアメリカの名脇役もいるし、映画会社がアメリカのワインスタイン・カンパニーなので、やはりアメリカ映画か…。観てみたいですね。






EXTREMELY LOUD INCREDIBLY CLOSE/ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

 日本では来年2月公開予定。トム・ハンクス、サンドラ・ブロック出演。9・11文学の金字塔との謳い文句の全米ベストセラーの映画化。あの日死んでしまった父親が残した“謎の鍵”に合う錠前を探すため少年がママに内緒で一人ニューヨーク中を駆け巡り、笑いや感動を巻き起こしていくという映画のようです。監督は「リトル・ダンサー」、「めぐりあう時間たち」、「愛を読むひと」で3度アカデミー賞監督賞にノミネートされているスティーブン・ダルドリー。名優トム・ハンクスや「しあわせの隠れ場所」で主演女優賞を獲得したサンドラ・ブロックは今回は俳優賞でのノミネートは囁かれていないですね。


WAR HORSE/戦火の馬

 こちらもノミネートはほぼ間違いない。スティーヴン・スピルバーグ監督の「戦火の馬」。スピルバーグ監督は今作で監督賞ノミネートも堅いようです。予告編を観てみても子供たちの感じとか、光の感じとか、スピルバーグ映画らしさを素人ながら感じました。「リアル・スティール」、「スーパー8」、「カウボーイ&エイリアン」、「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」など近年もスピルバーグ製作映画が続きますが、今年はシリアス系の「戦火の馬」、コミカル系の「タンタンの戦い ユニコーン号の秘密」の一気に二作品世に送り届けますが、監督作品としては2008年の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」以来。最近はスピルバーグ製作映画を監督映画なんじゃないかと、誤解してしまっているひとがいないか心配。日本公開は来年3月。


MANEYBALL/マネーボール

 11月11日、日本公開。アカデミー賞作品賞ノミネート有力作品の中では最も早く劇場で日本で観れる作品。ブラッド・ピット主演の「マネーボール」。主演ブラッド・ピットもこの映画で主演男優賞ノミネートはされるだろうと、予想されています。助演にも演技派フィリップ・シーモア・ホフマン。監督は2005年アカデミー賞ノミネート、フィリップ・シーモア・ホフマン主演男優賞受賞「カポーティ」のベネット・ミラー。過去貧乏球団だったメジャーリーグのアスレチックスのゼネラル・マネージャーになる元選手の男が、データ重視の運営論、マネーボール理論にチーム再興の活路を見出し…。という実話もの。


THE DESCENDANTS/ファミリー・ツリー

 日本公開はまだ未定。ジョージ・クルーニー主演、監督は2004年アカデミー賞で作品賞「サイドウェイ」でノミネートのアレクサンダー・ペイン。ジョージ・クルーニーの主演男優賞ノミネートもかなり有力視されております。“DESCENDANTS”の意味は調べると“子孫”と出てきました。物語は二人娘を持つ主人公の父親が、薄れ気味の娘との真の絆を深めようと奮闘する作品のようです。
 ジョージ・クルーニーが監督の「THE IDES OF MARCH」も好評です。 



J.EDGAR/J・エドガー

 監督はクリント・イーストウッド、主演レオナルド・ディカプリオの最強タッグ映画「J・エドガー」。過去実在したFBI長官ジョン・エドガー・フーヴァーという人物を描いた伝記映画。彼の活躍と、私生活で噂されていたという同性愛者だったかも、の噂がどのように描かれるかも注視されているようです。ディカプリオは今作で主演男優賞ノミネートはほぼ確実視されているようなので、もしかしらた同性愛者という役柄を演じているのかも知れないですね。ナオミ・ワッツ、ジョシュ・ルーカス、ジュディ・デンチなど出演。日本公開は来年1月末頃。クリント・イーストウッド監督の映画はどれも良いですからね、これも期待できます。



THE HELP/ヘルプ ~心がつなぐストーリー~

 日本公開は来年3月、アカデミーの結果が出てる頃…。個人的にノミネート有力作品で今、一番観てみたいなと思うのがこれ。黒人メイドが各家庭に当たり前にいた1960年代。その当たり前に疑問を感じた女性(エマ・ストーン)はメイドたちを取材する。しかしその行動が大変な事態を招く。という物語。この映画で2008年の「ダウト ~あるカトリック学校で~」で助演女優賞ノミネートのヴィオラ・デイヴィスが主演女優賞にノミネートが有力視されています。メイドの役です。その他にブライス・ダラス・ハワード、シシー・スペイセクなどが出演。



MIDNIGHT IN PARIS/ミッドナイト・イン・パリ

 日本公開は未定。ウディ・アレン監督の新作が好評で、作品賞ノミネート有力候補に。オーウェン・ウィルソン演じる作家の主人公は恋人(レイチェル・マクアダムス)の両親が暮らすパリに行くのだが、恋人の両親とは上手い関係が築けず、ある夜、目の前に現れた車に乗ると、1920年代の世界に…。
 という物語。他にはエイドリアン・ブロディ、マリオン・くティヤール、マイケル・シーン、キャシー・ベイツと豪華出演陣。



HUGO/ヒューゴの不思議な発明

 こちらはなんとなくアカデミーという感じではない、とってもファンタジーでファミリーな映画っぽいですが、監督はなんとマーティン・スコセッシ。スコセッシ監督と言えば個人的な勝ってなイメージだと“ギャング”映画。ちょっと意外な作品ですね。でもとっても楽しそう。出演者は主人公の男の子(エイサ・バターフィールド)以外はクロエ・モレッツ、ジュード・ロウ、サシャ・バロン・コーエン、クリストファー・リー、ベン・キングズレーとすごいこの映画にマッチしそうなキャスティング。トレーラーの雰囲気も綺麗な映像で楽しそう。ただ今回のアカデミー賞では作品賞ノミネートは10本ではなく、5本以上10本以下で、対象作品が無ければ6本も8本もあり得るということなので、ノミネートされるかはなんとも言えなさそう。でも楽しそう。日本公開は来年3月。






監督賞ノミネート有力候補


スティーヴン・スピルバーグ 「戦火の馬」
スティーブン・ダルドリー 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
ミシェル・アザナヴィシウス 「アーティスト」
アレクサンダー・ペイン 「ファミリー・ツリー」

クリント・イーストウッド 「J・エドガー」
ベネット・ミラー 「マネーボール」
トーマス・アルフレッドソン 「裏切りのサーカス」
ウディ・アレン 「ミッドナイト・イン・パリ」


 上記4名は高確率で下記4名はまだ分かりません。トーマス・アルフレッドソン監督はスウェーデンの「ぼくのエリ 200歳の少女」の監督です。早速ハリウッドへ召喚されたんですね。



主演男優賞ノミネート有力候補





レオナルド・ディカプリオ 「J・エドガー」
マイケル・ファスベンダー 「SHAME」
ゲイリー・オールドマン 「裏切りのサーカス」
ジョージ・クルーニー 「ファミリー・ツリー」

ブラッド・ピット 「マネーボール」
ライアン・ゴズリング 「スーパー・チューズデー」
ジャン・デュジャルダン 「アーティスト」

 
 
上記4名はかなり堅いようだけど、下記3名は分からないですね。




主演女優賞ノミネート有力候補






メリル・ストリープ 「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 
ミシェル・ウィリアムス 「マリリン 7日間の恋」
グレン・クローズ 「アルバート・ノッブス」
ヴィオラ・デイヴィス 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
シャーリーズ・セロン 「ヤング≠アダルト」

ルーニー・マーラ 「ドラゴン・タトゥーの女」
エリザベス・オルセン 「MARTHA MAY MARCY MARLENE」
ティルダ・スウィントン 「WE NEED TALK ABOUT A KEVIN」
キルスティン・ダンスト 「メランコリア」

 

上記5名がかなり堅そうなので、もしかしたらこれで決まりかな。それに続いて下記4名など他の女優が続いています。メリル・ストリープは鉄の女と呼ばれたイギリスの元首相マーガレット・サッチャーを、ミシェル・ウィリアムスはアメリカのセックス・シンボルと称された女優マリリン・モンローを、グレン・クローズは男に成りすまし生きる女性を、ヴィオラ・デイヴィスは1960年代の白人に使えるメイドを、シャーリーズ・セロンはアルコール中毒の小説家を演じているようです。

 女優賞は作品賞にノミネートしそうな作品が殆どないというのがおもしろい。にほんブログ村 映画ブログへ
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