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目の前で舞う雪に感動した「ヒューゴの不思議な発明」
HUGO 評価 8 にほんブログ村 映画ブログへ
 第84回アカデミー賞11部門という最多ノミネートを果たしたマーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」を鑑賞。結果は撮影賞、美術賞、視覚効果賞、音響編集賞、音響調整賞という5部門受賞。映画から煌めきが放たれているような映画で、とても胸躍る作品ですが、俳優賞にノミネートが無く、鑑賞してみてもとても楽しい映画ではあるけど、本年度最高峰とまでは感じなかったので作品賞受賞は難しいと思いました。しかし賞は後付でしかなく、鼻から賞狙いで作り上げた作品はきっと白々しく目が当てられないと思うし、スコセッシ監督もこれでアカデミー獲ってやるといういやらしい考えはないと思いますし、残酷な描写はなく、こんなにファンタジーな作品で11部門ノミネートは大快挙だと思います。スコセッシ監督の前作「シャッター・アイランド」もアカデミーノミネート作品とは異なるかも知れないけど、個人的には「ヒューゴの不思議な発明」と同じくらい良作だと思います。



 またベン・キングズレー、エミリー・モーティマーなど「シャッター・アイランド」から続けて出演している役者もいます。どの役もキャラにピタリで楽しいですね。主人公の少年ヒューゴを演じたエイサ・バターフィールドに、人気子役クロエ・グレース・モレッツ、脇役にジュード・ロウ、クリストファー・リー、レイ・ウィンストン、特に鉄道公安官を演じたコメディアン俳優サシャ・バロン・コーエンのキャスティングがすごい良いですね。



 1930年代のフランス・パリ。身寄りのない少年ヒューゴは駅の時計台に住み着いている。唯一父が残した壊れた機械人形だけが心の支えだった。ヒューゴこの人形を完成させるため日々の糧や機械の部品を日夜方々から拝借していたが万引きを働いた店の店主や駅の公安官に目をつけられてしまう。そんなとき出会った少女イザベルはヒューゴに協力をし、二人は機械人形の完成に奔走する。そして機械人形の最後のパーツをはめたとき、人形は再び音を立て活動を始めるが…。

 という始まり。簡単な内容しか知らず観てみたのですが、この作品は映画の創世記をオマージュした映画だったんですね。世界で初めて映像を記録し、さらにそれを客に見せるという映画の原型を作ったフランスのリュミエール兄弟の存在は前から知ってましたが、まさにそれが映画に登場。実際のリュミエール兄弟が撮影し上映した映像も今作で登場。当時汽車を撮影し、それを観客に見せ驚かせたリュミエール兄弟、そして2011年、汽車を現代の3D映像で再び観客を感動させたマーティン・スコセッシ監督、こんな構図です。

 2D、3Dどちらも公開の「ヒューゴの不思議な発明」。今作は3Dを楽しむために作られた映画なのでどうせなら3D映画が嫌いな人でも3Dで観たほうが良いと思える、まさに3Dのための3D作品。映画のところどころに3Dを心置きなく楽しめる工夫がなされています。個人的に感動したのは冒頭のシーンの雪ですね。3Dで雪が舞っているんですよ、3Dと認識してても思わず手を伸ばしてみたくなりました。さすがにそんなことをしてたら馬鹿にされるのでしませんが、誰もいなかったら手、伸ばしますね。あの雪はよかった。にほんブログ村 映画ブログへ






 映画の父と称されるフランスのリュミエール兄弟による1896年の世界最古の映像(世界最初の映画)
 工場の出口 と呼ばれる場面

 映画の著作権は公表されてから70年間なのでこちらの作品はすべて著作権は切れています。



 上記の工場の出口も一瞬映画に登場しますが「ヒューゴの不思議な発明」で最もフィーチャーされているのがこの汽車の映像。これもリュミエール兄弟 1896年




 こちらは映画でベン・キングズレーが演じた世界で最初の職業映画監督と言われるフランスのジョルジュ・メリエス制作の映画 「月世界旅行」1902年
 単なる記録映像だった映画にストーリーやトリックを初めて取り入れた人物らしい。


amazon ヒューゴの不思議な発明 公式ガイドブック
| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 01:36 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
愚だ愚だの終末披露宴「メランコリア」
MELANCHOLIA 評価 7
 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラース・フォン・トリアー監督の新作「メランコリア」を鑑賞。アカデミー賞では一つのノミネートもなく嫌われてしまいましたが、カンヌ国際映画祭に出品されキルスティン・ダンストが見事女優賞を獲得、全米批評家協会賞、ヨーロッパ映画賞では見事作品賞を受賞しています。カンヌ映画祭では2009年「アンチクライスト」で主演したシャルロット・ゲンズブールも女優賞を獲り、女優に高難度な役を与え女優賞に毎度導くラース・フォン・トリアー監督です。

 新婦のジャスティンと新郎のマイケルは姉夫婦の豪邸で開かれる結婚式のパーティーへと向かう。しかし細い道でリムジンが立ち往生、開始時間を大幅に遅れ到着。家族や友人たちは彼らを温かく迎え入れ姉夫婦の計らいで催される式は順調に進んでいった。しかし情緒不安定の新婦ジャスティンは次第に周囲に面倒を掛ける…。そして太陽に遮られ発見が遅れたというメランコリアという惑星が地球に接近。姉クレアは不安に駆られ始め、地球の終末を知ったジャスティンは…。



 という物語を前作「アンチクライスト」同様ときおりスローを交えた計算された美しい映像で魅せる映画メランコリア。率直に言うと個人的には「アンチクライスト」のほうが衝撃を覚える映画だった。「アンチクライスト」は脚本の内容が世間に暴露され、トリアー監督が土壇場で書き換えるというすったもんだがあったせいか、想像を超える、究極の凄惨世界が美しい映像で奏でられていたが、今作メランコリアは映像美はさることながら、惑星が地球に接近する究極の状況の中、主人公の姉妹を中心に描かれた物語だが、それに尽きている。トリアー監督でなかったら、おおこんな映画なかなかないぞ、と驚きもあったけど、トリアー監督だったらこれくらい当たり前だ。逆にラース・フォン・トリアーを知らない、トリアー作品があまり好きじゃない、ひとにとっては素直に劇場をあとにして、ああ楽しかったね、とは思えない映画です。



 主演のキルスティン・ダンストは高難度な脚本を見事成し遂げ、女優賞獲得まではどうかわからないけどよかった。でもやっぱり「アンチクライスト」から引き続き出演している姉クレアを演じたシャルロット・ゲンズブールの演技はなかなかすごいですね。ほかのキャストもかなり豪華だが、この豪華キャストが設定では家族というのが面白い。新婦キルスティン・ダンスト、新郎アレキサンダー・スカルスガルド(ステラン・スカルスガルドの息子)姉シャルロット・ゲンズブール、姉の夫キーファ・サザーランド、父ジョン・ハート、母シャーロット・ランプリング、上司ステラン・スカルスガルド、ウェディングプランナーはトリアー作品には同じみウド・キアー。

 シャーロット・ランプリング好きには彼女の出演は嬉しいし、「24」好きにはキーファ・サザーランドの出演も嬉しいけど、キーファはときおりジャック・バウアーっぽかった。 にほんブログ村 映画ブログへ
| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2012 第84回 アカデミー賞 ノミネーション
各映画情報サイトではすでにノミネート作品は一覧になってますが今年もこの表の作品を観賞して埋めて行こうと思います。

★マークは受賞作品

作品賞

戦火の馬
アーティスト ★
マネーボール
ファミリー・ツリー
ツリー・オブ・ライフ
ミッドナイト・イン・パリ
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
ヒューゴの不思議な発明
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い


主演男優賞

デミアン・ビチル (明日を継ぐために)
ジョージ・クルーニー (ファミリー・ツリー)
ジャン・デュジャルダン (アーティスト)★
ゲイリー・オールドマン (裏切りのサーカス)
ブラッド・ピット (マネーボール


主演女優賞

グレン・クローズ (アルバート・ノッブス)
ヴィオラ・デイヴィス (ヘルプ ~心がつなぐストーリー~)
ルーニー・マーラ (ドラゴン・タトゥーの女)
メリル・ストリープ (マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)★
ミシェル・ウィリアムス (マリリン 7日間の恋)


助演男優賞

ケネス・ブラナー (マリリン 7日間の恋)
ジョナ・ヒル (マネーボール
ニック・ノルティ (Warrior)
クリストファー・プラマー (人生はビギナーズ)★
マックス・フォン・シドー (ものすごくうるさくて、ありえないほど近い)


助演女優賞

ベレニス・ベジョ (アーティスト
ジェシカ・チャステイン (ヘルプ ~心がつなぐストーリー~)
メリッサ・マッカシー (ブライズメイズ)
ジャネット・マクティア (アルバート・ノッブス)
オクタヴィア・スペンサー (ヘルプ ~心がつなぐストーリー~)★


監督賞

ミシェル・アザナヴィシウス (アーティスト)★
アレクサンダー・ペイン (ファミリー・ツリー)
マーティン・スコセッシ (ヒューゴの不思議な発明
ウディ・アレン (ミッドナイト・イン・パリ)
テレンス・マリック (ツリー・オブ・ライフ)


外国語映画賞

Bullhead (ベルギー) 
Footnote (イスラエル) 
In Darkness (ポーランド) 
Monsieur Lazhar (カナダ) 
別離 (イラン) ★


長編アニメーション賞

パリ猫の生き方
Chico & Rita
カンフー・パンダ2
長ぐつをはいたネコ
ランゴ ★


美術賞

アーティスト
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ヒューゴの不思議な発明 ★
ミッドナイト・イン・パリ
戦火の馬


衣装デザイン賞

Anonymous
アーティスト ★
ヒューゴの不思議な発明
ジェーン・エア
W.E.


メイクアップ賞

アルバート・ノッブス
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 ★


作曲賞

タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密
アーティスト ★
ヒューゴの不思議な発明
裏切りのサーカス
戦火の馬


歌曲賞

“Man or Muppet” (The Muppets) ★
“Real in Rio” (ブルー 初めての空へ)


視覚効果賞

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ヒューゴの不思議な発明 ★
リアル・スティール
猿の惑星 創世記(ジェネシス)
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
| アカデミーノミネーション | 23:30 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
ピラニア3DD ティム・バートン's フランケンウィーニー ティーザーポスター
 映画感想の投稿が滞っておりますが、パソコンを買い替えたので、今しばらくしたらいろいろ更新していきたいと思います。




 アレクサンドル・アジャによってリメイクされた「ピラニア3D」の続編「ピラニア3DD」ティーザーポスターが登場。


 

 「ティム・バートン's フランケンウィーニー」のティーザーポスター。
| 気になる映画/雑記 | 01:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
死へのいざない 専売特許ホラー「ファイナル・デッドブリッジ」
FINAL DESTINATION 5 評価 6
 全米人気ホラーシリーズ「ファイナル・デスティネーション」の最新作「ファイナル・デッドブリッジ」をレンタル開始で早速観賞。日本でも一部の映画ファンに好かれてる作品ですね、筆者もこのシリーズのファンです。劇場で是非とも観たかった映画だけど映画館では見送ってしまった作品です。

 本来死ぬ運命にある者たちが、一人の人物の予知のおかげて命を救われ、そのために運命から逃げのびた者たちを“死”という得体の知れない何かが生存者を運命通りに死なせるために日常生活に存在するあらゆるものを操りあたかも偶発的のように死に至らしめるという今作の専売特許、このシリーズ5作目。

 とある会社の若手社員たちが乗ったバスは研修先に向かっていたが道中の大きな吊り橋を走行中、その橋は劣化と工事、そして強風が重なり崩落、そしてバスに乗っていた社員を含め橋の上にいた多くの人の命を奪い去る。はずだった、しかし直前にその光景を予知した青年サムの発言で、本来崩落で死ぬはずだった8人の男女が生き残る。九死に一生を得たと感じていた8人、しかし1人また1人と生存者たちは不運な事故のため死んでいく。



 という物語。シリーズを毎回観てる人はもうお馴染みの展開ですが、前半に原因となる事故の予知、そして生き残る、そのあとお葬式、皆別行動、次々にまた事故で死んでいく、という、この映画の特徴でもあるシーンの連続ですが、個人的にはまるっきり、進歩がなくて、ちょっとマンネリ感は否めなかったですね。ですがマンネリ感は最初から承知の上、今回もあらゆる手段で死が生存者を襲う、特にシリーズを通して生存者の一人目の犠牲者の死へのいざないのシーンは毎回なかなか凝ってますが、今作も最初の体操選手が死の運命に襲われるシーンは分かっていても、いや分かっているからこそ、手に汗握るドキドキでした。そして犠牲者が増すごとに段々死へのいざない方がが雑になってくるのもこの作品の特徴。

 この作品が好きなので、マンネリでも、雑でも、楽しんで観賞しましたが、もっと回を重なる毎の、大きなターニング・ポイントのようなものも欲しかったりもしますね、このままだと、次回作があっても、また同じことの繰り返しになってしまうかな。でも観るけど。

 冒頭のタイトルロールのシーンは前作に引き続き凝ってましたね。シリーズ全体を総括するような、CG映像、ケトル、義足、包丁立て、など過去シリーズで生存者を死に至らしめる、日常用品だけど危険な物が次々現れガラスに叩きつけられるという映像でした。



 そして映画を観たものに明かされる仕掛けが今回はあります。なるほどね、という感じですが、最後の仕掛けを観て、改めて思えば、今回の生存者の中の登場人物の一人がやたら携帯電話で会話をしているのですが、その携帯電話がスマートフォンでなく、普通の携帯だったんですね。あれはもしらかすると、最期の仕掛けのネタを地味に観賞者にアピールしてたのかな、と感じました。にほんブログ村 映画ブログへ

 過去シリーズのポスター
 「ファイナル・デッドサーキット3D」の感想

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| 鑑賞:ホラー系 | 00:09 | comments(1) | trackbacks(1) | pookmark |
スペース・ナチスの逆襲「Iron Sky/アイアン・スカイ」新たなポスター
 2012年のダークホース「Iron Sky/アイアン・スカイ(原題)」がようやく今年海外で公開されるっぽい。当ブログで最初にポスターを貼りつけたのは2010年5月とかなり前。ここに来てアメリカ版の本ポスター的なものが登場。日本公開されるか分からないけど、されてもかなり遅れそう。でもこれはB級にして壮大、映画マニア好みな一本。




上二つはアメリカ版の新ポスター

 
ティーザーポスター

 「1945年、ナチは月へ行った。そして2018年、彼らは戻ってきた。」というテーマのナチスの恐怖を描いたSF。アイデアが凄し。

 戦争で完全敗北を喫したと思われたナチス、実は月へ一時退却し、密かに軍備を強化し、逆襲のために地球へ舞い戻ってくるというストーリー?フィンランド、ドイツ、イギリス、カナダ共作。でもちょっと物議を醸す映画かな。にほんブログ村 映画ブログへ


 その他、IRON SKY ティーザーポスターとキャラポスター↓







アイアン・スカイ トレーラー
| 気になる映画/雑記 | 03:32 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
全米注目映画 エイブラハム・リンカーン、クロニクル、バッド・アス、インキーパーズ
 シリーズもの意外で2012年の全米注目映画のポスターを貼り付けます。前回貼り付けたシリーズものの注目映画、それと「バトル・シップ」、「スノーホワイト」、「ジョン・カーター」意外では…以下の作品が注目されています。

Abraham Lincoln: Vampire Hunter/エイブラハム・リンカーン ヴァンパイア・ハンター(原題)

 まだ正式なトレーラーが無さそうですが、第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンがヴァンパイア・ハンターだったら、というタイトル通りの映画なのでしょう。これは期待されてますね、おもしろい、おもしろくない、はともかくヒットは間違いないでしょう。

 出演者はメアリー・エリザベス・ウィンステッド、ドミニク・クーパー、リンカーン大統領役はベンジャミン・ウォーカー?という人。監督はロシアの「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」そして「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフ、しかし「ナイト・ウォッチ」の最終章はいつ作る。


Chronicle/クロニクル(原題)

 これはトレーラーを観る限り、[REC]や「クローバーフィールド」、「パラノーマル・アクティビティ」など最近流行のPOV、ビデオカメラ目線の一人称視点映画と10代の少年が主人公のティーンムービーと、サイコキネシスなどを扱った超能力的なものを合わせ持った映画っぽいですね。いかにも全米の若者たちが好みそうな映画。

 出演者はパラノーマルなど同様、あまりメジャー級の役者は使わないで、知名度の低い役者でリアリティを増す、みたいなキャスティングですね。監督は新進気鋭の人かな。


クロニクル トレーラー


Bad Ass/バッド・アス(原題)

 これもいかにもアメリカ人が好みそうな映画、個人的にも是非観たい。従兄弟でもあるロバート・ロドリゲス監督の「マチェーテ」で主演も果たした強面名脇役のダニー・トレホ、フィーチャーで主演映画「バッド・アス」。タイトルからは「キック・アス」を連想しますが、トレーラーを観てもやっぱり「キック・アス」をオマージュというか、ジョークのネタに使ってそう。トレホ扮する主人公は浮浪者なのか、何なのか分からないけど、日陰の存在が、ある日突然注目されてしまう、クライム映画っぽいですね。こちらは大ヒットといくかは分からないけど。

 主演のダニー・トレホの他は、これまた強面名脇役ロン・パールマンなど。


バッド・アス トレーラー




The Innkeepers/ザ・インキーパーズ

 こちらは上記の作品に比べれば注目度は低いかも知れないけど、個人的には非常に気になる作品。インキーパー。宿主、宿の持ち主とうい意味ですが、監督はタイ・ウェストという人で、監督の前作2009年頃の「The House Of The Devil」はポスターから映像、時代設定まで70年代のホラー映画をイメージした異色作で、筆者もとても興味を持った一作。その監督の新作で、しかもポスターがまたまたレトロで好みだったので、やはり観てみたい作品ですね。ただ今作は時代設定は原題かな。でもレトロ。


ザ・インキーパーズ トレーラー ※恐怖シーンあり
| 気になる映画/雑記 | 02:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ぼくのアビー 200歳の吸血少女「モールス」
LET ME IN 評価 8
 2008年のスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」の2010年アメリカリメイク作品「モールス」を観賞しました。モールスは今年に入ってから観賞。ちょうど一年前くらいですね「ぼくのエリ」を観たのは、それはもう残酷で美しい映画で、とても良かったのですが、すかさずアメリカがリメイク。監督は「クローバーフィールド」のマット・リーヴスで、作家スティーブン・キングは2010年のベスト映画に挙げるほど。確かに「ぼくのエリ」は素晴らしかったけど、すかさず作ったリメイクがどんなもんなんだ、と思って観賞しましたが、これがこれが、なかなか忠実。空気感は似通ってました。ただオリジナルのほうが個人的にはも少し映像が幻想的で、少年少女の孤独が際立ってて、且つ恐ろしく、また音楽が印象的だと思いました。でもこりらのリメイクはリメイクとしては問題なく、だと思います。それにオリジナルより、アメリカ好みにした結果なのか、真実が分かりやすくできてます。でも傑作をリメイクしてるんだから良くて当たり前、な部分もあるのだけれど。



 雪に覆われた寂しい田舎町の団地に母と二人で住んでいる少年オーウェン。小柄で性格の大人しい彼は学校でいじめグループの標的とされている。その団地に突如越してきた少女アビー。孤独が共通点のオーウェンとアビーは団地の広場で口を交わし親密になっていく。しかし小さな町では何者かに惨殺された遺体が発見され…。そしてオーウェンはアビーの恐ろしい正体を知ってしまう。

 という物語。「キックアス」「グレッグのダメ日記」「リピート 許されざる者」のクロエ・グレース・モレッツ演じるヴァンパイア少女アビーと「ザ・ロード」の演技も良かったオーウェン役のコディ・スミット=マクフィーの天才子役の共演。登場人物は少なくないけど、主にこの二人に焦点を絞った世界の物語。オーウェンは母と二人暮らしだけど母親役の女優の顔は敢えて画面に登場させず、少年の孤独さを強調しています。オリジナルはどうだったかな。

 以下ネタバレあり


 映画冒頭に中盤のインパクトあるシーンを持ってきて強調付けたり、設定も若干の変更はあるもののストーリーの流れ、などはほぼ同じ。オリジナル版に少し劣るも、美しい幻想的で寂しい空間の中で物語が進み、特にオリジナル版と違うなと思ったのは、クロエ・モレッツ演じるヴァンパイアの少女にまつわる歴史が分かりやすかったこと。彼女はいつヴァンパイアになったのかは明確にされてないが、人間でない彼女は年を取らない、だから数100年も生きている。そんな長い人生の中で、ときおりオーウェンのように心通わせることができた友人がいた。しかしアビーは年を取らない、けれど友は年老いていつしか死んでいく、アビーは友の助けを得て、人間の血を手に入れる。そんな生活で一つの町に留まることができず町から町へ渡り歩いて、友とともに生きている。それが一見アビーの父親のような登場人物なんですね。ラスト、オーウェンはアビーとともに生きることを選択するが、それはまたアビーにとっては、新たな友との悲しい生活の始まり、そしていずれオーウェンも年をとりアビーの元から去っていく。というのが、「モールス」の場合説明なしに分かりやすかったです。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:ホラー系 | 00:11 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
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