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美しき矛盾「アーティスト」
THE ARTIST 評価 9
 第84回アカデミー賞作品賞、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)、作曲賞、衣装デザイン賞、受賞(ノミネートは10部門、その他多くの著名映画賞で絶賛)の話題と評判のサイレント映画でフランス映画「アーティスト」を鑑賞。監督、主演、制作はフランスだけど外国語映画賞でなく、作品賞にノミネートされ、受賞までしてしまった本作。

 舞台はアメリカで主演の二人もアメリカ人という設定、なんせサイレントですから、言語は関係ない、外国語が微塵も登場しないから、外国語映画賞というのもおかしいですしね。(でも言語は殆ど日本語しか登場しないけどクリント・イーストウッド監督でアメリカ制作映画ということで作品賞ノミネートの「硫黄島からの手紙」という例もありますが。)



 ただ日本での興業は他のアカデミー賞系の作品と比べると作品賞を受賞したのにイマイチ。他のノミネート作品と比べても頭半分突き出るくらい素晴らしい作品だと思ったけど(ノミネート作品半分も観てないけど)、やはりサイレント映画というのが客足を遠のかせてるのでしょうか、けれどこれがとんでもないこの映画の売りで今後決して真似できない、後にも先にも一度だけの特別な作品ですね。もしかしてサイレント映画を無音映画だと思ってる人もいるのでしょうか、サイレント映画は無声映画ですが音楽は勿論あるし、この作品はただ単に2011年の現代にサイレント映画を作ったということだけでなく、サイレント映画に固執せず、今作るからこその、サイレントを逆手にとった遊び心がフンダンに散りばめられた映画なので、映画好きなら観ないと損ですね。この作品の登場で「うわ やられた」と思った海外の映画監督はたくさんいると思います。 

 1927年のハリウッド。当時は映画と言えばサイレント、無声映画が当たり前、サイレント映画の大スター、ジョージ・バレンティンを知らない者はいない。そんなスター、ジョージに憧れる女優の卵ペピーはオーディションに参加し、ジョージ主演の映画のエキストラの役を得る、二人は出会い、互いに惹かれるが妻のいるジョージは彼女とはそれ以上に親密にはなれず…。しかし時代はサイレントから役者の声が映画に登場するトーキーの時代に変わりつつあり、ジョージはトーキーなんて流行らない映画はサイレントであるべきだ、と考え次第に仕事が減っていく、それとは逆に新人女優のペリーはトーキーの世界でめきめき頭角を現し、彼女は着々とスターの階段を上っていく…。


 という物語。もちろん当時は映画に声や効果音を付けることができない時代だったから映画はサイレントだった、そこに生のオーケストラで曲だけをあてる、それが映画。しかし技術が向上し、今ではそれが当たり前だが、映像に役者の声や効果音などを付けれるようになった、そんな当時の映画界を舞台にスターと新人女優とのロマンスが描かれる作品、だけれど、サイレントからトーキーの移り変わりを描いた作品を今、あえてサイレント映画で織りなす、という美しい矛盾、そしてアイデア。こんなに愉快なことはなかなかない。

 映像、音楽も素晴らしいですが、アカデミー主演男優賞を勝ち取ったフランス人俳優ジャン・デュジャルダンの当時の(当時の映画は知らないけど)俳優、当時のサイレント映画の役者をそのまま切り取ったような、コミカルで個性あるダイナミックなキャラも作品の質に一役も二役もかっているし、ペピーを演じたベレニス・ベジョのキュートさ、その他にも役者は多くないけど、良いキャラを演じている役者が揃ってますね。アメリカ俳優では映画会社の社長かな、ジョン・グッドマン、そして出番は少ないけど冒頭に強烈な印象と作品の世界観を見事体現している、ジョージの共演女優を演じているミッシー・パイル。個人的にミッシー・パイルは大好きな女優なので、かなり注視しました。あとスター・ジョージの世話人の役を演じているジェームズ・クロムウェルも良い。この人「24」でジャック・バウアーの父親の役で登場してるんですよね。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
SFホラー・サーガ「エイリアン」「エイリアン2」「エイリアン3」「エイリアン4」
ALIEN 評価 9
 「エイリアン2」しか今まで観たことがなかった「エイリアン」シリーズを突如観たくなり1~4作品すべて鑑賞しました。鑑賞したのは去年のことです。1作目「エイリアン」、SFホラーの傑作、監督はご存じリドリー・スコット。

 1979年の作品  2087年。地球へ帰還途中の貨物宇宙船ノストロモ号は未知の惑星から放たれた救難信号を受信。荒涼としたその惑星で大型の廃宇宙船を見つけ中を散策するとそこには無数の何かの卵があった。船員の一人がその卵から孵化した生物に襲われ、生物が顔に付着したままノストロモに帰る。再び航海に出た船だが生物の幼体が襲われた船員の体内に産み落とされており、船員の腹を突き破る。逃げた幼体は脱皮を繰り返し、凶暴な生物に成長、そして船員たちを一人また一人と餌食にしていく…・

 という有名なお話ですが、子供の頃一度は観たことあるのでは、と思ったけど、記憶になかったですね。観るもの観るもの新鮮。これをお手本にいろいろな映画、ゲーム、などなどが作られていると思いますが、予算が少なくエイリアンは一部黒いビニール等で誤魔化しているそうですが、それでも全然、恐怖だし、シーンを暗くしてるのもエイリアンの粗さを目立たなくさせている部分もあるかも知れないけど、宇宙空間に孤立した船員たちの恐怖がすごい再現されています。宇宙船内部のセット、アンドロイド、遠い未来の宇宙で働く人物、宇宙進出した企業の設定なども後の作品にかなり影響を与えてそうですね。劇中の主人公リプリーたちの雇い主は未来の日系企業“ウェイランド湯谷”。



 あとは何と言っても主人公リプリーを演じているシガニー・ウィーバーの好演ですね。女性らしさはある程度保ちつつ、しかし宇宙で働く、しかも正体不明の生物に奇襲され仲間が死んでいく窮地に性別を超え、恐怖に打ち勝とうと努力し、果敢に挑むヒロインが素敵です。

 
ALIENS 評価 8
 1986年の作品  2144年。未知の生物の惨劇から57年が経ち、冷凍睡眠状態で宇宙空間を漂っていた生存者のリプリーはようやく発見された。本社で自信が体験した忌まわしい出来事を説明し、あの惑星の危険を説くリプリーだが、その惑星はアチェロンと名付けられ貴重な資源確保のため数世帯の人々が暮らしているという。そしてアチェロンとの連絡が途絶えていることが判明し、リプリーは億劫ながらも現地を知るアドバイザーとして兵士とともにアチェロンへと再び向かう。

 というストーリー。監督はジェームズ・キャメロン。こちらは何度かテレビで拝見していたと思いますが、子供の頃だったようで、やはり今観ると違いますね。意外にも初めて観る映画と同じ感覚だった。前作では宇宙船に潜り込んだエイリアンは一体でしたが、今回は例の惑星に建てられた居住施設が舞台。なのでエイリアンが数多く登場します。そして人間側もそれに備え、兵士を引き連れ、兵士、重火器も数多く登場するアーミー・アクションの要素が盛り込まれている。こちらも人気作品ですが、やっぱり1作目とは比べられないですね。1作目のあの演出、恐怖は超えられない。でもこちらはエイリアンも多いし、激しい銃撃戦や未来的な飛行船、装甲車なども登場し、文字通りパワーアップはしております。今作でエイリアンのマザーもクライマックスで登場しますからね。未来の武装した兵士たちの風貌、やりとり、80年代映画の良い雰囲気が出てます。この作品も後の映画に影響を残しているでしょう。



 今作では更にリプリーがヒーロー化しており、終盤の戦いは素晴らしいですね。57年眠ったままだったリプリーが地球に戻ると娘は年老いていて自分より高齢ですでに死んでいたという冒頭の語りなどはとてもSFチックで、もの悲しく心を打つ演出ですね。 


ALIEN3 評価 6
 1992年の作品  満身創痍でアチェロンから逃げ延びたリプリーたちは再び冷凍睡眠に入った。2270年。船は何らかの異常をきたしスラコ号は惑星フィオリーナ161に不時着。その星の施設で目覚めたリプリー。そこは囚人たちが過酷な環境で労役する監獄惑星だった。なぜスラコ号は故障したのか、謎を解明しようとするリプリーに再びエイリアンの恐怖が迫る。

 という始まり。監督はこれが初監督作のデヴィッド・フィンチャー。粗暴な男たちが使役する施設で紅一点のリプリー、しかし幾度の戦いでそんな男たちに一切ひるまない最強ヒロイン、リプリー。そしてエイリアンの襲撃、囚人たちをまとめあげこれを退治しようと頑張るが、なかなか男たちも粗暴でひともんちゃく、ふたもんちゃく、という感じですね。リプリーが頼れるスーパー・ヒロインなのに対し、エイリアン初対面の男たちは仲間というか、かなり目立たない感じになってますね。



 今作で登場するエイリアンは2に比べ逆に少なく数体。しかし前作にないオリジナリティのあるエイリアンで犬(筆者が観たのは完全版なので牛)に寄生した幼体が暴れるので、ドッグ・エイリアン、四つん這いでスゴイ速さで動くエイリアンが登場します。個人的にはドッグ・エイリアンにもあまり魅力を感じず、エイリアンも少なく、また武器が一切ないという過酷な設定だけれど、そこが前作よりパワーダウンに感じられ、かと言って1作目のようなSFホラーとして、極上の恐怖を味わえるかと言うとそれもなく、かの「エイリアン」シリーズの続編にしては残念な印象です。今作では坊主頭のシガニー・ウィーバー演じるリプリーの存在感だけが見どころです。


ALIEN: RESURRECTION 評価 8
 1997年の作品  2470年。監獄星刑務所フューリーでエイリアンを身に宿し溶鉱炉へ身を投げ絶命したはずのリプリーは200年後の実験宇宙船オーリガで目を覚ます。科学者たちはフューリーに残ったリプリーのDNAを使い彼女をクローンとして甦らせたのだった。リプリーに宿るエイリアンを復活させ軍事目的に利用するためだった。しかし実験体の凶悪なエイリアンが檻から逃げ出し、リプリーは本能的にそれを駆逐しようとする。

 という始まり。監督は後に「アメリ」を撮るジャン=ピエール・ジュネ。ストーリーは上記の設定だけでなく、エイリアンの宿主になるために運ばれてきた生きたままの人間を貨物に乗せてきた貨物宇宙船ベティの船員たちも実験宇宙船オーリガでリプリーと出会い、エイリアンの恐怖にさらされ、ともにリプリーと戦うというのも重要なポイント。前作ではリプリー以外のキャラがあまり立っていませんでしたが今作宇宙船ベティの乗組員を演じるウィノナ・ライダーやロン・パールマンなどの活躍なども楽しめる。ウィノナ・ライダーの役はすごい良いですね。



 前作で少しエイリアンサーガがちょっと物足りなく、マンネリに感じましたので、4はいかがなものかと思いましたが、これがこれが、個人的には3より全然好きです。79年から始まるエイリアン映画ですが、今作ではフルCGのエイリアンも登場し、作り物のエイリアンもリアル、でとびっきりグロテスク、人間が襲われる残虐シーンなども過去作より群を抜いてグロテスクです。グロテスクなら良いといいう訳ではないけどそれはもうグロテスクですね。

 今作では水中を泳ぐエイリアンも登場し、エイリアンと人間のハイブリッド“ニューボーン”も登場、とってもグロテスクなエイリアン・マザーも登場し、目にも飽きない、監督の映像美も見どころ。仲間たちとの協力、エイリアン繁殖のグロテスクな実験、ちょっとひねりの効いたストーリー。4作目は予想以上に面白かった。

 そして今年2012年、エイリアンサーガの前章譚である「プロメテウス」が1作目のリドリー・スコット監督で日本では8月 公開です。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:ホラー系 | 02:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
大鰐殺戮観光「マンイーター」
ROGUE 評価 5
 2007年全米公開映画でポスターが気に入り、また日本ではきっと公開されないであろうということで過去に輸入盤DVDで鑑賞した作品ですが、ここにきて「マンイーター」というタイトルで日本劇場公開になったので再アップします。ストレートレンタルでも良いかもと思ってましたが劇場公開となりちょっと嬉しい。ラダ・ミッチェル以外はほぼ無名の俳優でしたが現在メジャー俳優のサム・ワーシントン、ミア・ワシコウスカも出演しています。以下は当時観たときの感想です。

 「サイレントヒル」のラダ・ミッチェル主演のモンスター・パニック映画「ROGUE」を鑑賞。“ROGUE”とは“凶暴”の意味。この映画で登場するモンスターとはクロコダイルという種類の大型のワニ。しかも中でも巨大に成長した超大型のクロコダイルが映画の登場人物たちにキバを剥きます。



 主演は好きな女優の一人ラダ・ミッチェル。アイキャッチのあるラダ・ミッチェルが主演で出てるからまだいいけど、彼女が出演していなければ、かなりチープな映画に思えてしまう。そんな作りです。とくに出だしから中盤まで。いやクライマックス直前まで。でも巨大クロコダイルのアニマトロニクスとかCGは結構キレイで、リアリティあります(2012年で劇場公開となるとちょっとCGも見劣りするかも)。最近のワニ映画では2007年の「カニング・キラー 殺戮の沼」という映画がありますが、ストーリーでは向こう、ワニの出来ではこっちの映画に軍配が上がります。
 その他の出演者はまったく知らない人たちばかりでしたが、新作「ターミネーター4」に出演するサム・ワーシントンという俳優が出演しています。



 映画の舞台はオーストラリア。ラダ・ミッチェルはオーストラリア出身です。“観光客相手に野生のワニが生息している川を流れるクルーズ・ツアー。アメリカのトラベル雑誌の記者とその他の観光客たちはラダ・ミッチェル扮する船のガイドとともにクルーズを楽しむ予定だった。しかし順路を外れたところで難破したボートを見つけるも束の間、巨大ワニの突進で船が壊れ、沼の真ん中にある小島に取り残されてしまう”という物語。

 クルーズシーンなどは実際に現地で撮影をしているようで、演出ではなく小蠅がキャストの顔にくっ付きまくって逆にリアリティ上昇。前半のクルージングシーンはかなり退屈で長い。この手のパニック映画にしては無駄に人情描写が強く、バカっぽいカップルとか明らかな悪人なども登場せず、という感じなので、ワニに襲われる人たちの悲惨さだけが目立ちちょっと残念でした。にほんブログ村 映画ブログへ
| 鑑賞:ホラー系 | 22:50 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
下ネタ殿下「ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣~
YOUR HIGHNESS 評価 5
 2011年全米公開「Your Highness」を鑑賞。邦題「ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣~」は適当過ぎてちょっと悲しいですね。全米初登場6位で、ジェームズ・フランコ、ナタリー・ポートマン、ズーイー・デシャネルなどが出演しているけど、日本劇場未公開。主人公はこの映画の脚本も執筆しているという、ダニー・マクブライトという俳優、監督はセス・ローゲン、ダニー・マクブライト、ジェームズ・フランコが出演したこちらも日本劇場未公開のコメディ「スモーキング・ハイ」の人(デヴィッド・ゴードン・グリーン)。今回のジャンルは中世世界を舞台にした魔法やクリーチャーが登場するファンタジーでコメディ。しかもコメディと言っても男根ワード連発の下ネタベースのコメディ。



 とある王国の二人の王子、兄ファヴィアスは勇敢で容姿も良い、一方弟サディアスは容姿も劣りいつも脚光を浴びる兄を僻んでいた。怪物を倒し囚われの女性ベラドンナを救出した兄ファビアスは彼女と結婚をすることに、その婚礼パーティーに現れた邪悪な魔術師リザーはベラドンナをさらってしまう。ベラドンナの救出と魔術師リザー討伐のため兄ファビアスは嫌がる弟サディアスと旅に出る…。

 という物語。主人公の第二王子サディアスはこの映画の脚本も書いているダニー・マクブライド、最近のコメディ映画に良く出ている俳優。兄ファビアスがジェームズ・フランコで、囚われの女性ベラドンナはズーイー・デシャネル、歌が上手なズーイー・デシャネルは高確率で劇中で歌を披露する役が多いですが、この映画でも彼女が歌うシーンが見れます。そして旅の途中で仲間になる女戦士がナタリー・ポートマン。「ブラック・スワン」の直後にオファーがあって気分転換に承諾したのでしょうか、なぜこの映画をナタリー・ポートマン引き受けた?そんな映画です。

 見る前は知らなかったけどこれは「スモーキング・ハイ(パイナップル・エクスプレス)」の監督だということで、これは納得。コメディ満載な中世ファンタジーというのは観る前から知ってましたが、予想を超えて、下ネタオンパレード。意図して男根フレーズ連発しすぎ。狙ってだと思うけど、そんなに笑えない(個人的に)。でもついつい笑ってしまう場面もチラホラあった(個人的に)。超大作ファンタジーなどと比べると、いささか予算は低い感じが伝わってきますが、VFXやセットなどなかなか演出は派手です。日本での劇場公開は確かに厳しいかも。にほんブログ村 映画ブログへ

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| 鑑賞:劇場未公開映画 | 01:34 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
いくつもの不安がいくつかの悲惨をまねく「別離」
جدایی نادر از سیمین /A SEPARATION 評価 8
 別離という邦題タイトルの映画は今までいくつかありますが2011年度作品、アカデミー賞外国語映画部門受賞のイラン代表作「別離」を鑑賞しました。この映画のイランの新鋭監督アスガー・ファルハディの前作2009年の「彼女が消えた浜辺」も当時気になり劇場に観に行きましたが、似た空気感の映画で、どちらも日常にある、誰の身にも起こってもおかしくない、不安、いさかい、誤解、過ち、葛藤、思い、を描いた、それでいてイランの家庭を描いた映画だけれど各国共通したテーマ性を持った作品でした。

 イランの首都テヘランに暮らす一組の夫婦、夫ナデルと妻シミン。シミンは娘の将来を考え海外への移住を夫に願う、だがナデルは同居するアルツハイマーを患う父が気がかりで海外に行かなくても娘は平気だとこれを拒否、シミンは遂にナデルに離婚を切りだす、しかしナデルはこれも受け入れず、シミンは実家に帰ってしまう。ナデルと娘、そして父の3人になった家庭は父が自宅で一人になる時間だけ介護をしてもらうためラジエーという家政婦を雇う。金銭面で苦しい状態のラジエーは真面目に働くが問題も抱えており…。そして数日、ある日ナデルが自宅へ帰ると父がベッドに縛り付けてあり、介護をしているはずのラジエーの姿もなかった…。



 という始まり。前作「彼女が消えた浜辺」はベルリン国際映画祭で監督賞を受賞、そして今作「別離」ではアカデミー外国語映画賞以外にゴールデン・グローブの外国語映画賞、ベルリン国際映画祭の最優秀の金熊賞、と主演の二人がともに俳優賞(男・女)銀熊賞を受賞、などなど。

 伝統と近代化に揺れるイランの社会事情を背景に描かれたスリルあるヒューマン・ドラマという説明はまさにその通り。タイトルの「別離」のゆえんの夫婦の離婚模様は、映画で描かれる様々ないざこざを生み出す原因にもなっているけど、夫婦の離婚問題は以降に描かれる問題の発端でしかなく、この映画で表現されているのは、もっとデリケートで、複雑な問題。

 夫婦の意見の相違、夫婦に板挟み状態の年頃の娘、介護を必要とする夫の父親、幼い娘を持つ事情を抱えた家政婦、金銭苦、宗教の信仰、映画のメインに描かれるこれら様々な要因によって引き起こるある事件。夫ナデル、妻シミン、娘テルメー、家政婦ラジエーとその夫、この少ない登場人物、しかしこれ以上も以下もない絶妙な役割を持つ登場人物たちが、それぞれ、まっすぐな思いを持ちつつ、反面、どこか人間らしく歪んだ誰にでもある思いを持ち、それぞれが葛藤し、悩み、苦しむ、勇敢でいて実に脆い人間模様を描いた映画でした。リアリティあるセリフ回し、衝突する人と人との表現に息を飲み、まったく無駄のない映画です。にほんブログ村 映画ブログへ相手のことをよく知らないから衝突してしまう、罵声を浴びせる、しかし個々にとってはそれが善、不安なのはみな同じ、そんな作品です。



「別離」 イラン版のポスター
| 鑑賞:アカデミー・ドラマ系 | 00:43 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
悪魔のしっぺ返し「ラスト・エクソシズム」
THE LAST EXORCISM 評価 6
 2010年8月頃全米公開で初登場1位を獲得したイーライ・ロス製作のエクソシズムを扱ったフェイク・ドキュメンタリー・ホラー「ラスト・エクソシズム」を鑑賞。一人称カメラのPOVホラーでもあります。上映時間はなかなか見やすい87分。

 幼い頃から父の影響で聖書に触れ、若い頃から牧師となったコットン・マーカス。彼の雄弁な説教は地元でも評判だった。しかしながら彼自身はいつの頃からか神を信じなくなっていた。それでも彼の元へは日夜、悪魔祓いの依頼が届き、彼はそれらをイカサマ、トリックを使い、悪魔を祓った振りをしてきた。そして彼はエクソシストを信じてはいけないと自ら名乗りを挙げ悪魔祓いの嘘を公表するドキュメンタリー映画を作る決意をする。そして映画撮影のために訪れた彼の最後の悪魔祓いの依頼主の家、とり憑かれているというのはその家の少女で、彼は撮影クルーとともに事前に準備しておいたトリックで少女たちを騙そうとするのだが…。



 という物語。コットン牧師は悪魔なんかいない、とり憑かれている少女たちにはなんらかの合理的理由で解決できるものと考えており、トリックで悪魔を祓った振りをして、依頼主の心を安心させようとするペテン師なのです。しかし最後に訪れた家の少女はやはり本当に悪魔にとり憑かれていて…さあ大変。という話を一人称カメラで、コットン牧師を追う、ドキュメンタリーという設定の映画です。

 エクソシスト映画もなかなか沢山ありますが、この映画の売りはなんと言ってもPOVのフェイク・ドキュメンタリーという「クローバーフィールド」や「REC」のように映画的な内容をいかに本物の映像っぽくリアリティあるようにみせるというところですが、ちょっと残念なのはその肝心のドキュメンタリー部分がちょっとリアリティに欠けているという部分ですね。映画が始まってすぐにコットン牧師の家が映り、そこへ牧師夫婦や息子の声が上から被っているんですが、低予算ドキュメンタリーという設定にしては編集がプロ過ぎる。そんな点がちらほら、そして後半、悪魔が絡んで映画が盛り上がる部分、恐怖を演出するために、ドドーンとか効果音がついてたり、恐怖を煽りたてる、普通のホラー映画のようなBGMが挿入されているんですね、勿論映画で、フェイクなのは知ってるけど、さすがにそれはちょっと醒めますね。もっとフェイク・ドキュメンタリーに徹底して欲しかった。

 しかし結局のところ、全体的には個人的には楽しめる作品でした。悪魔にとり憑かれる女の子の演技も熱が入ってます。

 最近観たエクソシズム系の映画では「ザ・ライト -エクソシストの真実-」「エクトプラズム 怨霊の棲む家」「エミリー・ローズ」、などを観ました。悪魔に関する映画は、「インシディアス」「デビルクエスト」「ファイナル・デッドパーティー」「デビル」「ジェニファーズ・ボディ」「クライヴ・バーカー 血の本」「House Of The Devil」を観ました。にほんブログ村 映画ブログへ

amazon ラスト・エクソシズム スペシャル・エディション [DVD]
| 鑑賞:ホラー系 | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ハスブロ映画 G.I.ジョー バック2リベンジ キャラポスター登場
 「トランスフォーマー」がヒットし次いで制作されたハスブロ玩具の2009年映画化作品「G.I.ジョー」の続編、今年公開「G.I.ジョー バック2リベンジ」のキャラポスターです。原題「G.I.Joe Retaliation」の“Retaliation”は報復、復讐の意味だそうです。ですので邦題バック2リベンジはそれを日本人に分りやすく変題した感じでしょうか。しかし、一般的でも個人的にも不評だった前作、それを新たなキャスティングで内容もパワーアップで、まさにある意味“リベンジ”して欲しい、そんな意味も感じとれますね。同じくハスブロ映画「バトルシップ」も好調ですし。作品は違えど「トランスフォーマー」も「G.I.ジョー」も「バトルシップ」も空気感が似てるので気を改めて楽しみです。






 前作ライズ・オブ・コブラ編での主人公チャニング・テイタムは続投、しかし前作メインで活躍したマーロン・ウェイアンズ、シエナ・ミラー、レイチェル・ニコルズ、司令官役のデニス・クエイドなどの名前は今回ありませんね。なかなか総入れ替え状態。前作の悪のボスを演じたジョセフ・ゴードン・レヴィットもいない。その変わり主役を食うようにまず目を奪うのは、ドウェイン・ジョンソン、とブルース・ウィリスの参加、かなりメインキャラっぽい。主人公交代かも(ドウェインに)。ちなみにブルース・ウィリスの役名はジョーです。
 そして美女戦士3人も気になりますね。イ・ビョン・ホンしぃは今回も登場でその他、レイ・パーク、レイ・ステイーブンソン、ジョゼフ・マッゼロ(ジュラシック・パークのティムが懐かしい)の名前もあります。にほんブログ村 映画ブログへ



G.I.ジョー バック2リベンジ トレーラー
| 気になる映画/雑記 | 01:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ミュージック・ビデオ いくつか
公式動画です



 コブラ スターシップ You Make Me Feel
 ちょっと前の曲ですがMVが取り分けかっこいいという訳ではないけど曲が良いですね
頭に残る




 マドンナ Girl Gone Wild
 新曲MV ダンスがかっこいい マドンナはやっぱりポップでちょっとテクノなこんな感じの曲が好きです




 デヴィッド・ゲッタ ft. フローライダー&ニッキー・ミナージュ Where Them Girls
 リアリ?リアリ? ライライライラライラーイ ライライライラライラーイ
 フローライダーとニッキーの声は唯一無二ですね 最強のコラボ この曲大好き MVもおもしろい




 ナタリア・キルズ Zombie
 こちらは曲、MVが気になった訳ではないけどタイトルに惹かれた キルズ 名前もすごい
でもどうせならゾンビをMVに登場させて欲しい




 これはMVではないけど 一見の価値あり 話題のフラッシュモブ映像
 ベルギーのアントワープ駅でゲリラ的に行ったフラッシュモブの見ごたえありの映像
 フラッシュモブというのは一般人のふりをして突然一人が曲に合わせて踊りだし、次第に人数が増えていき何も知らない人を驚かす&楽しませる というやつです。
 曲は映画「サウンド・オブ・ミュージック」からジュリー・アンドリュース「ドレミの歌」




 マイア・ヒラサワ Boom!
 これは良い動画ですね 一致団結とはこのこと 九州新幹線全線開通のイベント映像ですが 日本とスウェーデンのハーフ マイア・ヒラサワの曲Boom!が使われてます MVもこの映像を使用していたと思います。
 なんかね涙が込みあがりそうになってしまう 日本人やるな という動画にほんブログ村 映画ブログへ
| 音楽について | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
気になる映画ポスター パート2




 年内全米公開、日本も年内かな?アクション・ホラー・ファンタジー「エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター」の新しいポスターが出ました。リンカーン役はベンジャミン・ウォーカーという役者みたいです。ドミニク・クーパーや筆者が好きなメアリー・エリザベス・ウィンステッドも出演。こんな感じのポスターだと「リーグ・オブ・レジェンド」とか「ヴァン・ヘルシング」などを連想してしまう。




 これはディズニーが制作しているCGアニメ「Wreck-It Ralph」のティーザー・ポスター。11月2日全米公開と書いてある。任天堂の名作「ドンキーコング」をパクった感じの昔流行ったアメリカのアーケードゲームの映画化。主人公ラルフの声はジョン・C・ライリー。ドット絵風のポスターが洒落てますが、どうせなら本家「ドンキーコング」を映画化して欲しかった。




 ハイ出ました。「ピラニア3D」の続編「ピラニア3DD」の新ポスター。前作のポスターとリンクしててこちらのポスターは好感的。でも監督はアレクサンドル・アジャではなく「ザ・フィースト」シリーズのジョン・ギャラガー。「ザ・フィースト」もパンチの効いたホラー映画だったので、続編もまだ期待できるかも。ホラーリメイク映画に出演多めなダニエル・パナベイカー出演、クリストファー・ロイドも前作に引き続いて登場。




 久しぶりのミュージカル大型作品、トム・クルーズ主演の「ロック・オブ・エイジス」のポスターが登場。キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、マリン・アッカーマン、ポール・ジアマッティ、アレック・ボールドウィン、メアリー・J・ブライジなども出演。2000年代は一時だけ、それ以前はもうミュージカルはヒットしないという空気を打ち破っていろいろミュージカル映画が作られ、ヒットしましたからね、でも最近はまた落ち着いてミュージカル映画はなかったけど久々の大きなミュージカル映画。




 こちらは待望の映画のそれとは違いまうが、ポスターを発見して驚きました。あのドウェイン・ジョンソン主演の「妖精ファイター」の続編が登場、今回ティース・フェアリー(歯の妖精)になっちゃうのはラリー・ザ・ケーブルガイみたいです。前作は残念ながら?ラジー賞にはノミネートされなかったけど個人的にはラジー賞並に駄作な映画だと思ったんですけどね。しかそこの作品アメリカでもダイレクト・トゥ・DVD おそらく劇場公開なしで、そのままソフトリリースだと思われます。多分。


これから公開&製作が予定されている続編映画

タイタンの逆襲
アベンジャーズ
メン・イン・ブラック3
ピラニア3DD
貞子3D
グレッグのダメ日記3
エクスペンダブルズ2
ゴースト・ライダー2
バイオハザードV リトリビューション
ダークナイト ライジング
プロメテウス
サイレントヒル:リベレーション3D
マチェーテ・キルズ
ホビット 思いがけない冒険
ホビット ゆきて帰りし物語
G.I.ジョー バック2リベンジ
007 スカイフォール
ウルヴァリン2
モンスターズ・インク2
怪盗グルーの月泥棒2
アメイジング・スパイダーマン
悪魔の棲む家2
ストレンジャーズ2
オースティン・パワーズ4
スマーフ2
ワイルドスピード6

ハチェットIII
ハロウィンIII
トランスフォーマー4
ワシントン(ラース・フォン・トリアーのアメリカ3部作)
シン・シティ2
ジーパーズ・クリーパーズ3
スーパーマン マン・オブ・スティール
キル・ビルvol.3
ジュラシック・パーク4
ターミネーター5
300
24 TWENTY FOUR(映画版)

これから公開&製作が予定されている続編以外の注目映画

スノーホワイト
47 RONIN(キアヌ・リーブス主演)
アイアン・スカイ(ヨーロッパ映画)
トータル・リコール(リメイク)
死霊のはらわた(リメイク)
ダーク・シャドウ(ティム・バートン監督)
パシフィック・リム(ギレルモ・デル・トロ監督)
フランケンシュタイン(ギレルモ・デル・トロ監督)
ジャンゴ・アンチェインド(クエンティン・タランティーノ監督)
7500(清水崇監督)
進撃の巨人(中島哲也監督)
クロックタワー(ゲームの映画化)
Flight(ロバート・ゼメキス監督)
ドラキュラ3D(ダリオ・アルジェント監督)
フラッシュ(DCコミックヒーロー)
ガンビット(マーベルコミック・ヒーロー)
アントマン(マーベルコミック・ヒーロー)
Dr.ストレンジ(マーベル・コミック・ヒーロー)
ロボコップ(リメイク)
Viy(ロシア映画)

ゴジラ(再度リメイク)公開して欲しい
モノポリー(リドリー・スコット)公開して欲しい

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New York, New Year, New Life. 「ニューイヤーズ・イブ」
NEW YEAR' EVE 評価 7
 昨年末頃公開の映画「ニューイヤーズ・イブ」をレンタル開始で鑑賞。監督は「プリティ・ウーマン」、「プリティ・ブライド」、「プリティ・プリンセス」、「バレンタインデー」のゲイリー・マーシャル。

 イギリスのクリスマスを過ごす人々を描いた豪華キャスト勢揃いの傑作群像劇ロマンス「ラブ・アクチュアリー」を模したようなハリウッド版「ラブ・アクチュアリー」、「バレンタインデー」の続編的?姉妹的作品「ニューイヤーズ・イブ」。「バレンタインデー」にも出演していたアシュトン・カッチャー、ジェシカ・ビールも今作に出演しているけど役名、役どころが前作と異なるので別人の設定。どうせ同じ役者を使うなら「バレンタインデー」と同じキャラを一人くらいだして同一の世界観にしてくれれば、もう少し楽しめるんですけどね。



 大晦日のニューヨーク、タイムズスクエアで行われる恒例の大イベントを背景に描かれる人々の恋愛模様。
 ◆仕事を辞め新しい自分を模索する中年女性(ミシェル・ファイファー)と彼女をサポートする気さくな若者(ザック・エフロン)。
 ◆思いをよせる男の子とタイムズスクエアのイベントにいきたい少女(アビゲイル・ブレスリン)とそれに反対する娘思いのお洒落な母親(サラ・ジェシカ・パーカー)。
 ◆病院で年末を過ごす余命わずかな男(ロバート・デ・ニーロ)と彼を親身に看護する看護師(ハル・ベリー)。
 ◆年末にボロアパートのエレベーターに閉じ込められた男女 イベントに浮かれる人々が嫌いな男(アシュトン・カッチャー)と歌手志望の若い女性(リア・ミシェル)。



 ◆カウントダウンイベントで歌うロックシンガー(ジョン・ボン・ジョヴィ)と彼に一年前に逃げられ傷ついているパーティの料理を任されたケータリング会社社長(キャサリン・ハイグル)。 
 ◆午前0時に出産し賞金をゲットしようと躍起になる妊婦(ジェシカ・ビール)とその夫(セス・マイヤーズ)。そのライバル夫婦の夫(ティル・シュヴァイガー)。
 ◆タイムズスクエアのカウントダウンイベントを仕切る女性(ヒラリー・スワンク)と彼女をサポートする警官(リュダクリス)
 ◆パーティ会場に行く途中事故に遭い立ち往生のパーティの主催者(チェリー・ジョーンズ)の息子(ジョシュ・デュアメル)。

 ポスターには顔写真はないけどジョシュ・デュアメル演じる男性の母親役が「24」通には嬉しい「24」ではアリソン・テイラー大統領を演じたチェリー・ジョーンズだったり、ジェシカ・ビールの担当の産婦人科の先生がカーラ・グギノだったり、ハル・ベリー演じる看護師の恋人がコモンだったり、ポスターに顔がないサブキャラクターもなかなか有名どころが登場します。逆にそんなにメインじゃないのにポスターに顔が載ってる「スマーフ」「ハッピーフィート2」やラテン版「デスパレートな妻たち」に出演しているソフィア・ベルガラという女優はキャサリン・ハイグル演じる女性が経営するケータリング会社の副料理長を演じていますが、ギャグリード的でよかったです。
 それとキャストに明記されていないのかな、カメオ出演の域で一瞬登場マシュー・ブロデリック、実生活の妻はサラ・ジェシカ・パーカーですね。

 コテコテの甘い恋愛色に凝りかためず、今にも命を失くしそうな男、記念すべき日に赤ん坊を産もうとする夫婦などの話を入れ、年末に起こる様々な物語を紹介してますが、個人的にはエレベーターに閉じ込められた二人の話のアイデアは群像劇に良い感じにハマってると思いました。閉じ込められる女性役リア・ミシェルはドラマ「glee/グリー」で人気の子ですね。前作「バレンタインデー」のテイラー・スウィフト的ポジションかなと思います。

 多くの人が浮かれるこの日、しかも大イベントが行われるニューヨーク。イベントの観衆シーンなどは実際のイベントのように大規模でリアル。一年前の約束、一年前の別れ、年末の死、年末の生、ちょっと都合が良いサブストーリーの詰め合わせではあるけど、ラジー賞ノミネートはされたけど、そこまでダメな映画では決してないと思います。でも物語、映画全体の雰囲気での個人的に評価は6くらいで、豪華キャスト出演で、各キャストの役どころがとてもマッチしているので7点です。 にほんブログ村 映画ブログへ しかし公開時から不評だった最後のNG集 コテコテに甘く感動映画を作った照れ隠しっぽく感じられてやはり嫌やですね。
 
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| 鑑賞:エンタメ系 | 00:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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