POVホラーにハマっている訳ではないけど最近乱立ぎみのPOVホラーをちょっと貼り付けてみました。
THE DEVIL INSIDE/デビル・インサイド
POVホラー+エクソシズム
2012年全米公開初登場1位獲得の低予算ヒット作「デビル・インサイド」。そのままのタイトルで日本で劇場スルーでまもなくリリース開始。ポスターも洒落てて気になってましたが、全米1位がいきなり自宅で観れるなんてこれは注目です。POVのエクソシストものだとイーライ・ロス制作の「ラスト・エクソシズム」と少々カブりますが。
デビル・インサイド(2012)予告
GRAVE ENCOUNTERS/グレイヴ・エンカウンターズ
POVホラー+超常現象TV番組+幽霊
2011年全米公開、日本でも現在公開中の「グレイヴ・エンカウンターズ」の設定は墓場や廃墟でヤラせの恐怖番組を制作しているクルーがとある廃墟で本物と遭遇(エンカウンター)という設定。監督は長編デビューの兄弟のようです。もはやメジャーデビューへの登竜門とも言えるPOV。
グレイヴ・エンカウンターズ(2011)予告
AREA 407
POVホラー+飛行機+恐竜?
今年全米公開「エリア407」。今作でのカメラは旅行者のホームカメラという設定のようです。楽しい旅行のはずが飛行機が墜落、墜落の恐怖を乗り越えた生存者たちが今度は未知の土地で恐竜っぽい感じの獰猛な生き物に襲われるPOVです。
AREA 407(2012)予告
CHRONICLE
POVホラー+ティーン+超能力
2012年2月全米公開だった話題作「クロニクル」。意志の力だけで物体を動かすことのできる念動力(サイコキネシス)を持つ若者たち、彼らがいたずらで撮影したカメラが今作のカメラ。初めいたずら心で行っていた行為が次第に大変な事態を引き起こすそうです。日本では劇場公開も期待できそうですね。あらすじだけだと手塚治虫の作品「ユフラテの樹」を連想します。「ユフラテの樹」は辺境の島のユフラテの樹の実を食べた若者3人が超能力を手にし、次第に力の使い方で仲違いし、大規模な展開になってしまう、という物語でした。
クロニクル(2012)予告
TROLL HUNTER/トロール・ハンター
POVホラー+伝説の生物×ノルウェー
2010年のノルウェー制作のPOV。アメリカだけならず各国POV映画が登場しています。日本でも劇場公開済み。ソフトリリースが待たれます。アメリカ版ですがポスター非常にカッコイイですね。ドキュメンタリー映画製作中の若者たちが北欧に伝わる伝説の妖精(映像ではかなり獰猛)の実物に遭遇してしまった、という設定の疑似ドキュメント作品。実作品はどうか分りませんが、予告編になぜかBGMが付いてますね。予告だけだと思いますがもちろん本編にもPOVにはBGMは臨場感、リアリティが削がれるので不必要。
トロール・ハンター(2010)予告
THE TUNNEL
POVホラー+トンネル×オーストラリア
日本ではレンタルリリースもされてないっぽいですがオーストラリア制作のPOVホラー「ザ・トンネル」。夜の明かりの無いトンネル、廃トンネルは無条件に怖いですね。詳しい内容は分りませんが、政府が隠蔽しているシドニー中心部の地下に封印されているというトンネルをジャーナリストのグループが調査をして、そこで恐怖体験に遭遇、というようなお話のようです。
ザ・トンネル(2011)予告
EVIL THINGS/ミッシング・テープ
POVホラー+雪山
これはアメリカの作品のようですが、劇場公開されたかは分りません、ビデオスルー作品なのかも知れません。ですが日本で「ミッシング・テープ」というタイトルでレンタルされているので貼り付け。雪山で消息不明の若者たちが撮影したテープがFBIに差出人不明で届いたという設定のようです。ただあらすじを確認するためのぞいたamazonのレヴューがかなり酷いので、POVが滅茶苦茶好きな人以外は危ないかも。
ミッシング・テープ(2009)予告
ATROCIOUS/レコード~シッチェス別荘殺人事件~
POVホラー+殺人事件
POVホラーらしいポスターです。[REC]に続く?スペイン発のPOV。今作はスペインの別荘地で発見された一家の変死体。彼らが殺されるまでが移されたホームビデオを警察が公開したという設定らしいです。こちらも日本でレンタル開始されているので貼り付けました。
レコード~シッチェス別荘殺人事件~(2010)予告
APOLLO 18/アポロ18
POVホラー+月面
2011年全米公開作品。日本でも今年4月に公開済み。アポロ計画はアポロ17号で最後のはずだった、しかしアポロ計画がなぜ終了したのか本当の理由が示されている映像が発見された、そこにはアポロ18号の存在が…という設定のようです。月に何があったのでしょう。
アポロ18(2011)予告
THE LAST EXORCISM/ラスト・エクソシズム
POVホラー+エクソシズム
これは筆者も観ましたよ。イーライ・ロス制作の初のエクソシスト系POV。やはりPOVはどれも似た感じになってしまうのでそれぞれ特色が出てないといけないですね、そこで2010年登場したのがPOVとエクソシズムの融合。こちらはPOVと言っても前半はドキュメント映画の設定で、後半になってカメラブレブレの逃げ惑う場面に切り替わります。こちらも全米ヒット作品。
ラスト・エクソシズム(2010)予告
POV ~呪われたフィルム~
POVホラー+ジャパニーズホラー
今年2月日本で公開された日本発のオリジナルPOVホラー。監督はホラー監督・鶴田法男でジャパニーズ・ホラー感高まります。劇場では観ませんでしたがレンタル開始したら観て見ようかと思います。POV映画の出演者は無名に近い役者ほどリアリティが増す、とは思いますが、日本の場合、ある程度人気のある役者でないと動員が見込めないという性格もありますが、この作品の場合、主演の志田未来、川口春奈、有名な女優を使ってますが、女優本人という設定で、心霊番組の撮影現場で恐怖体験に遭遇するという設定にしてあるので上手い、と思いました。
POV~呪われたフィルム~(2012)予告
DAIARY OF THE DEAD/ダイアリー・オブ・ザ・デッド
POVホラー+ゾンビ
忘れてはならないジョージ・Aロメロ監督による平成ゾンビクロニクル(アメリカに平成は全く関係ないけど)の第2弾の「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」はPOV。ノソノソと徘徊するロメロ・ゾンビの合間を縫って若者たちが終末世界を撮影するビデオカメラの設定。
ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007)予告
CLOVERFIELD/クローバーフィールド HAKAISHA
POVホラー+怪獣
これは話題でしたがJJ・エイブラムス制作の映画「クローバーフィールド」。一人の男が持つホームカメラの映像、ニューヨークに訪れた突然の未曾有の事態。冒頭は何が起こっているのか全く説明がなく、主人公と同じ位置に立って、恐怖を感じさせる演出で、他のPOV作品に比べ、お金も掛かっており、物語の規模も大きい映画ですね。
クローバーフィールド HAKAISHA(2008)予告
PARANORMAL ACTIVITY/パラノーマル・アクティビティ
POV+超常現象+一般家庭
以前にもPOV作品はあったかも知れないけど、ブームの発端となったのは「ブレアウィッチ・プロジェクト」かな、そして2000年代作品として凝っていればヒットに繋がると示したのはスペインの[REC]。そして現在ブームをけん引しているのが「パラノーマル・アクティビティ」。たまーに、なんでこんなところも撮影してるの?と思うようなリアルを演出している映画にしては不自然なところもあるけど、パラノーマルの利点は他の作品に比べ、ごく普通の状況、環境、誰にでも当てはまる一般家庭の日常を描いているところが、臨場感があっていいのかなーと思います。
パラノーマル・アクティビティ(2007)
[REC]/REC レック
POVホラー+ウィルス
2007年のスペイン発のPOVホラー。アメリカでもこの1作目はリメイクされました。続編は3作目まで作られてますね。消防士を取材するクルーが出動先で凶暴化した人間に襲われ、閉じ込められ、しっちゃかめっちゃかなパニックホラー。他の静まり返ったPOVに比べ、こちらはスペインなので情熱的とうか、動きがあって、見ごたえはありますね。2007年以降のPOVブームの火付け役でしょう。
REC/レック(2007)予告
THE BLAIR WITCH PROJECT/ブレア・ウィッチ・プロジェクト
POV+魔女伝説の森
これは流行りましたね元祖(ではないと思うけど)POVホラーの立役者「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」。魔女伝説が残るとある森へドキュメンタリー映画撮影のため訪れた若者たち、彼らは消息不明となり、1年後、彼らが失踪する直前に撮影していたビデオテープが発見される、という設定。
観てません。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999)予告